Ombilin Hertage of the world
先般7月5日のジャカルタ新旧あれこれ “インドネシアの世界遺産とその候補 ”で世界や日本の世界遺産の数をブログしたが、その際日本は大阪の百舌鳥・古市古墳群(世界最大の陵墓:仁徳天皇陵) が世界遺産に認定され、肝心のインドネシアも1件増えていた。それは
西スマトラのオンビリン炭鉱遺跡で、これでインドネシアの文化遺産5件目で自然遺産4件と合わせ9件となる。
オンビリンとは今でも名前を聞くが、西スマトラ、ミナンカバウの山中にある、オランダ時代からの石炭の採掘地名である。オランダから接収したPTブキットアッサムが所有している。インドネシアは露天掘りが多いが、ここは坑内掘りである。7つのミュージアムとセンターで公開されており、155kmにも及ぶ輸送鉄道が再活性中である。
インドネシアの遺産名を英文で残しておこう
Cultural (5 items)
1. Borobudur Temple Compounds (1991)
2. Cultural Landscape of Bali Province: the Subak System as a Manifestation of the Tri Hita Karana Philosophy (2012)
3. Ombilin Coal Mining Heritage of Sawahlunto (2019)
4. Prambanan Temple Compounds (1991)
5. Sangiran Early Man Site (1996)
Natural (4 items)
• Komodo National Park (1991)
• Lorentz National Park (1999)
• Tropical Rainforest Heritage of Sumatra (2004)
• Ujung Kulon National Park (1991)
世界全体では1,121件(文化869件自然213 複合39 )トップは中国・イタリヤの55件
3位スペイン48、ドイツ46、フランス45、インド38、メキシコ 35、英 32、ロシア 29、
アメリカ・イラン24件、日本23、ブラジル22で日本は前回と変わらず12位であった。
インドネシアは他5ケ国と共に33位である。韓国は14件で多分21位である。