今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

戸田のニュートンNo.2 アパートなぞなぞ

昨日の続き;

戸田建設ジャカルタ物件で少しおかしいとしたのは5/7のニュースはIICニュースであるが、タイトルは別にして戸田のサイトには二つ目の物件(アパート)としてSudirman Hill Residenceが戸田自身のサイトにあるのでこれで正しいとしておくが、5/18付けでNNAのニュースがあり、5/7のニュースのタイトルはこちらにも使えるものであった。実際にはNNAのタイトルは“)戸田グループ、チプトラとアパート共同開発で、要旨はチプトラ・グループ子会社チプトラ・アディブアナと、首都ジャカルタに高層アパートメント「The Newton2」624戸を2024年の完工予定で共同開発するものである。

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Completion forecast Newton 2 is right, left is Newton 1 or vice versa

チプトラグループはこの前にNewton1 を完工しており、その建設請負が戸田の40%支配会社となったTata Muliaであったのでこの線から共同開発の誘いがあったようだ。

このニュースは戸田のサイトには未だ記載がないのでこれはNNAのスクープ見たいなものである。スクープの出所は現地のニュースメディアである。

このニュースから多くの謎が出てくる。一つはNewton1とか2は名前はさておきロケーションはどこかと言うことである。

この辺りはRoda Vivatexで述べたことがあるがMega KuninganのSatrio通りからSudirmanに向かう所でStandard Chartered Build.と2020年の新ビルRDTX Placeの間の地域である。

小生もこのSatrioからショートカットしてSudirmanに抜けるKaret Sawah(ゴムの沢地)の小道を、自動車の掠りを気にしながら反対車をやり過ごしたもので、

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最後はKrutut川に架かる危なっかしい橋を通って始めて胸をなでおろす危ない道である。そして偶然にこの川下1㎞に昨日のブログのGreen Hill Residenceがある。

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Ciputra World 2 from Satrio to the Hotel Holiday-Inn  Sudirman in the far beyond


しかしこの径Karet Sawahに入る手前からCiputraは土地買収を進めてきており小生が居た頃もこの土地がCiptra World No.2と名ずけられ開発を待っていた土地になっていた。そして今、既にNewton 1が完工しているが、其処を通って奥のKrukut川の方にNewton 2が予定されているようで、そこまで通り抜けが可能であろうから、あの細い小道を通る必要もないのであろう。

只この地区にGoogle MapにはNewton2が二つもあり、奥の方にあるのをNO2.だと推定しただけである。

この他、この辺りでは以下のロケーションが混同する。

World 1と World 2、

RDTX Place と RDTX Tower、

Ascott Sudirmanと Ascott Kuningan

明日もロケーションのなぞなぞ遊びを続けよう。ジャカルタ新旧あれこれに続く

 

戸田の第2アパートプレスリリース

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Sudirman Hill Residence

 5月7日のニュースに“戸田グループ・インドネシア、チプトラ・グループ傘下企業と共同で南ジャカルタにて高層アパート開発へ。”と言うのがあった。戸田と言うのは言わずと知れた戸田建設である。戸田建設の海外展開はブラジル、タイ、ベトナムは建設が主体であろうが、インドネシアは投資開発が主体の様で今回の前の第1号は築25年Mentenの名門マンションを購入したもので弊ブログでは「戸田建設のインドネシア」で紹介している通りである。今回はジャカルタの中心地、ベンヒル通りに建設したSudirman Hill Residenceであるが敷地が狭い4600m2に立てた32階建てながら32戸のマンションである。パークロイヤルや海軍ミントハルジョ病院の近くで、裏にSudirmanを越えて流れてくるKrukutt川がある。河を越えた隣にバタヴィア・アパート2棟がある。Mas Mansyur通りからバタヴィア・タワー経由でもアクセスできるだろう。32階建て32戸は戸田建設のサイトに記載あるものだが、実際は1-3DK と種々あるようだ。ジャカルタの戸田グループはインドネシア建設新進大手TataMuliaグループと資本関係を持ち、バクリーグループが開発したエピセントラム地区のビルに本社を設営し、今回はチプトラグループだと言うが、建設はTatamuliaかも知れない。そうして戸田建設のサイトにはこれしかないが、本当は第3のプロジェクトがアップロードを待っているはずだ。(何かおかしい。。)

 

 

 

 

戸田の第2アパートプレスリリース

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Sudirman Hill Residence


 5月7日のニュースに“戸田グループ・インドネシア、チプトラ・グループ
傘下企業と共同で南ジャカルタにて高層アパート開発へ。”と言うのがあった。戸田と言うのは言わずと知れた戸田建設である。戸田建設の海外展開はブラジル、タイ、ベトナムは建設が主体であろうが、インドネシアは投資開発が主体の様で今回の前の第1号は築25年の名門マンションを購入したもので弊ブログでは「戸田建設のインドネシア」で紹介している通りである。今回はジャカルタの中心地、ベンヒル通りに建設したSudirman Hill Residenceであるが敷地が狭い4600m2に立てた32階建てながら32戸のマンションである。隣がバタヴィア・アパート2棟がある。Mas Mansyur通りからもアクセスできるだろう。32階建て32戸は戸田建設のサイトに記載あるものだが、実際は1-3DK と種々あるようだ。ジャカルタの戸田グループはインドネシア建設新進大手TataMuliaグループと資本関係を持ち、バクリーグループが開発したエピセントラム地区のビルに本社を設営し、今回はチプトラグループだと言うが、建設はTatamuliaかも知れない。そうして戸田建設のサイトにはこれしかないが、本当は第3のプロジェクトが発表を待っているはずだ。

 

 

 

 

日イの防衛大vs国防大

戦力放棄の日本の国防は自衛隊が守り、その将官の態勢は国際的にも歴史的にも基本は似たようなものと想像するがまず自国の事を知っておかねばならず、防衛大学についてwikiで調べると非常に明確な記載がある。小生の関心のポイントを引いて見ると;

設立目的歴史:陸上・海上・航空各自衛隊の幹部自衛官となるべき者の教育訓練をつかさどるとともにそれらに必要な研究を行う防衛省の施設等機関として1952年保安大学として設立、1954年、防衛大と改称。

学制:14学科+大学院に相当する研究科(博士・修士課程)がある。

本科14学科は

人間文化・公共政策・国際関係の人文社会学科群4学科

物理学科・応用科学科・地球海洋学科の応用化学群3学科

電気電子工学科・情報工学科・通信工学科機能材料工学科・電気情報学群4学科

機械工学科・機械システム工学・航空宇宙工学科・建設環境工学科・システム工学群4学科

他に外国語・体育・数学室の総合教育学科群と国防論教育室・戦略教育室・統率・戦史教育室の防衛学教育学群がある。

学生数:入学資格の基本は高等学校卒、他に推薦、自衛官出身もいる。将来のリーダー職の総合選抜入学者を50人予定。

本科学生数は全体で1958名、4年で割ると1学年は500人見当

大学院に相当の研究科:151名

海外からの留学生100人、海外士官学校等へ短期留学も1割程度実施。

教官319名、内教授135人

その他:授業料衣食住免除、学生手当月額11万円。

卒業:基本は曹長陸曹長海曹長、空曹長)、その後例えば幹部候補学校や隊付け訓練の1年を経て尉官クラスとなる。

則ち陸軍幹部候補生学校や海軍

幹部候補生学校、空軍

幹部候補生

学校の約1年が正真の軍人幹部のスタートである点から防衛大学はインネシアのAKMILや米国のウエストポイントと同格の士官アカデミーと言えようか。

米国のウエストーポイント学生の日本訪問を受けた時防大が歓迎イベントを催したりしているからでもある。それに関連して感心したのは日本の防大が主催して

国際士官候補生会議(International Cadets' Conference)をもう22年も開催し続けている事である。これには アメリカ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、オーストラリア、カナダ、大韓民国シンガポール、タイ、中国、チュニジア、ドイツ、フィリピン、フランス及びマレーシア等の国の士官候補生を招へいし、8日間程度の日程で行っているそうだ。

尚卒業生の扱いの曹長クラスと言うのは自衛隊任官する場合であろうし、一般ではやはり学士扱いとなる。そして一般大学からも防衛大研究科(逆に一般大学院へも可)や幹部候補生へ編入が出来るものとすればインドネシアの国防大に当る位置づけとなろうか。腑に落ちない事も生ずるが、それは国により、違うのだということか、いずれ又UNHANもSESKOに戻らねばならない。

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Yokosuga 防大

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 To the sky

 

国軍アカデミー 士官学校の米イの英傑

先般のインドネシアの国防大学はSESKOを卒業したあとの高度な研究を続ける、いわば大学院と位置付けたが、卒業生の顔を見たいと思ったが2011年新設なので卒業生も国の顔になるまでには未だ若い方なので、AKMILの卒業生を見て見よう。

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AKMIL Magerang
AKMILもAKMの続身であるので1960年卒が最初である。別途SESKOADやAKABRIの歴史を訪ねたいが、まずは小生の時代ゴルフ場で挨拶(遠くから)したりして馴染みがある将軍は見て見ると * Jenderal TNI (Purn) Edi Sudrajat (Akmil 1960), mantan Menhankam, Panglima ABRI, dan KSAD:1938生まれ故22歳で卒業 * General Feisal Edno Tanjung (17 June 1939 – 18 February 2013): 62年AKMIL卒業故 23歳 * Jenderal TNI (Hor) Soerjadi Soedirdja (Akmil 1962),国防治安大臣、DKI州知事:39年生まれ故23歳卒業 この後、WirantoもSusilo Bambang Yudhoyono もMoeldokoも23歳~24歳である。と言うことは、1年浪人の小生が同じ年齢で大学を卒業したので学制的には日本の大学と同じこととなる。 ちなみに米国のアカデミーミりテアーはNYKのウエスト・ポイントが有名だが、 Mac Artherは1880年生まれ、1903年卒業故23歳卒業である。 Eizenhowerは1890年生まれ、1915年卒業故25歳卒である。 彼は苦学などで2年遅れであるが。その後、 1926 Fort Leavenworth・Kansas2年 1928 American War College 1933 Army Industrial College 1952-1961 大統領2期  1969没79歳 アメリカのこのウエストポイントはThe United States Military Academy West Point .であり同じくアカデミーである。 インドネシアアメリカも同じアカデミーであり、このアカデミーの後でも大学やカレッジなど多くの履修過程を続け、大統領になり、国際的に通用する人物になるものだろう。WirantoとSBYの詳しい学歴は後程SESKOADと共に見て見ることとする。 <>
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AKMIL AD

今度こそ半導体で金メダルを!

3月の投資環境トピックスに掲げるべく以下のニュースを用意していた。
03/03 高電圧を流す分野で利用する「パワー半導体」米に次ぐ日本に韓中も。
そして忘却の2ケ月が過ぎ、偶々スマホに飛び込んできたニュースは佐賀大学での試作のダイヤ半導体の製作成功ニュースである。
ダイヤモンドを素材化した新パワー半導体で世界最高出力を記録したと言うもので大量実用化のめどをつけた特許を申請中と言う事である。
パワー半導体と言うのはLSI半導体ではなく、電力の制御に関わる半導体である。
脚光を浴びることが多いLSI半導体は演算や記憶の働きをするものであるが、パワー半導体は交流直流化、高圧化、充電などの機能で、電力ロスを抑える効果もあるある。
従来の半導体は両方とも、素材にシリコンが使っていたが、ダイヤモンド半導体はその効力が高く、シリコンの5万倍という高性能を出していると言うものである。LSIはこれにより6G 時代の通信基地局の建設、EV、発電、宇宙衛星に応用できるものである。
TSMIやサムスンインテルが世界を抑えているがパワー半導体には独・米・瑞が上位企業ながら未だ日本企業(三菱電機ローム他)が何とかBest10に入っているし、ダイヤモンド半導体に行く前の段階であろうガリウムを使用するVenture企業も育っているそうだ。
最近のアジアのニュースでは、韓国が素材を炭化ケイ素(SiC)で台湾はガリウムを狙った動きのニュースがある。
f:id:nishimikyohei:20210510100157j:plain佐賀大の素材別比較表をみてもダイヤモンドが抜きんでていることが解る。
この究極とも言われる素材で実用化を独占的に達成できれば日本の半導体復権は確実となる。

日本は近くはワクチンで敗残・脱落を味わったが、世界一であった半導体(前世代)も政治・行政のかじ取りの失敗でその座を失った。ワクチンはあきらめたのか、自立宣言も政治家からは聞こえてこないが、今度のダイヤモンド半導体では、日本政府も屈辱の金メダルを取ってほしいものだ。

COVID19 と人身売買 TIP/TPPO

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kompak jakarta

日本の子供の日に、Google AlertがKOMPAKと言う組織の活動を流してくれた。
KompakとはKomunitas Orang Muda Anti Perdagangan Orang & Eksploitasi Seksual Anak
の意味らしく、忌むべき犯罪に対する若者のコミュニティである。

その犯罪は日本では人身売買という名前で代表されるのであろうが、海外からの売買を受け入れる面での甘さが批判されてきたそうだが、刑法上での規定が改正された改定法が成立したのは最近(2005年?)の様である。しかし上記と同じような支援活動をするgooddoと言う組織もある。

日本の子供の日とKompakは関係なく、ユニセフ(?)の人身売買防止の活動と関連づけるならその人身売買反対の世界デーは7月30日である。 ちなみにインドネシア子供の日を調べても明確さは欠くが、その日は7月23日であるとwikipediaは云う。
日本の子供の日端午の節句であり、中国は旧暦で祝う。国際的児童の日はInternational Childrens Day(国際児童デー)は6月1日、国連のUniversal Children's Dayは11月20日である。更に複雑なのは成人を祝うような青年の日はInternational Youth Dayは8月12日があり、国別で言えばそれぞれに設定してしているので、世界や他の国の日取りに関係なく、自分の住む人たちと同調すればいいだけの話である。

ただ、インドネシアの児童や婦人の保護・福祉については熱心であり、管掌する大臣がいることである。省の名前はKementerian Pemberdayaan Perempuan dan Perlindungan Anak(児童の保護と女性活性化)、略称PPPAである。コロナの長期蔓延の中、人身売買(TIP. Trafficking in Persons)の処理と防止における新しい習慣の適応を調整するコミュニティの力を結集するなど、PPPAではこの人身売買罪(TPPO. Tindak Pidana Perdagangan Orang )のタスクフォース実務指針で対応している。略語に振り回された日であった。

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toko kompak