今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

新産業新時代

大気汚染と戦うジャカルタとAIQ

まだまだ大気汚染が続いているようでジャカルタ市は毎週対策を打ち続けている。 8/14 ハイブリッド勤務、4 イン1 通行規制も検討と運輸相 8/23 大気汚染対策怠ったとして4社に操業停止命令:環境林業省 8/23 公務員/水曜日の化石燃料車両の利用禁止スタート…

ジャカルタで無人・第三車軸 LRT発進

ジャカルタでついにLRTが全線開通したそうである。 Joko大統領の試乗などが行われていたので真近と思っていたものである。 これで街の姿も一転、全線が架上でまたパンダロールなど無く、街の景観も汚せず、無人運航しながら街の交差点を悠々と6輌編成で…

日イの男女格差はナンビアの下でブルキナファソ並

gender gap japan miserable poleconom 最近、いつだったかTVで世界のジェンダーギャップのランキングが取りざたされていたが、日本はなんと120位で最下位グループであった。関心の国を挙げると1.~3位はアイスランド、フィンランド、ノルウェーG7国ではドイ…

私のスマート・シティ巡り

Jakarta Smart Cityが世界のWSIS Prizes 2022で優勝したニュースをキャッチした。 6月6日の #IndonesiaBaik #WSISPrizes2022 #JakartaSmartCityで見つけたニュースである。Smart Cityと言う言葉は、もうだいぶなるが、これも定義があるものでもなく、幅があ…

家の近くの道 意外と綺麗だ もう2~3ケ月になるのか、“日本工営、インドネシアでMaaS支援、ビッグデータ解析などで協力”と言う時事解説ニュースを見たが、Maasという言葉は初めて聞くので、放置したまま過ぎていた。 今日、中身を読むと、協力の相手はジャカ…

のんきな!、ニッケル水素はもう20年以上前!

ニッケル・水素充電式電池 小生の新時代・新発見はいつもインドネシア発である。それも“はてな”の気持ちがないと発見できないが、今回の切っ掛けは“住友金属鉱山がニッケル精錬所事業を中止した”と言うニュースからである。今の時代ニッケルと言う言葉は地球…

4月度イ国投資環境トピックス  愈々日系も貢献

Kencana Energy Lestari カーボン・ニュートラルへ日系も貢献へ4/11 JJC(ジャパンクラブ) がカーボンニュートラル・T.フォース設立。 4/7 三井物産、プルタミナと CCUSに関する共同調査開始。4/18 丸紅、廃棄物の再資源化で地場スタートアップ企業と MoU。 …

クンチャナの水力発電

インドネシアでクン チャナ・エナジー・レスタリ社が、2025 年までの設備投資で200 メガワット水力発電に640 億円を計画しているNNAのニュースがあった。北スマ、南スラの3ケ所でそれぞれ90MW、75MW、35MWの出力である。同社は2008年設立し2019年に上場、今…

これから日本の一挙三得の自然エネ利用発電

毎年襲う台風対策に、太平洋上で太陽光発電や風力発電、ついでに波力発電が出来ないものかと夢見たことがある。大雨となる水蒸気を少なくするため台風発生海域で、太陽熱気を取る案で、あの頃は台風対策であったが、今は地球温暖化対策でそれを思い出したも…

カーボンニュートラルで家庭の省エネ迷信

カーボンニュートラルで家庭の省エネ迷信 テレビではクレジットカードを使っていると金が戻って来るとの迷信があるが、壁ドンとか倍返しなど悪い文化を作っている面も多く、電気も付け放しがよいとか日本のつましい、思いやりの努力の伝統を破壊している。そ…

一次エネルギー・電力・再生エネルギーの消費フロー

独逸2019 日本2020 この脱炭素のシリーズでは、日本のGHGの排出量の部門別考察から、その対策を見て、前々回から発電部門の考察に入ったが、ここでは電源構成比率を示し、水素エネルギーの1%と言う低率に戸惑い、少し戻って考えることがある気がしたのはGHG…

クリーン・グリーン・グレー・ブルーな水素の夢

日本のカーボン・ニュートラルの事を学んで見ようと思った最初の頃、カーボーン排出量の元凶は、その半分近くを排出する発電部門であることとその発電量は今10,000億kWhであるが、2050年にもなると更なる人口減、高齢化、省電などで5,000億kWh程度になると…

脱炭素で脱せトラップ、国力アップ

このブログでカーボンニュートラル・シリーズは9本も書いてやっと発電部門になったが、ここも個別の発電技術や新エネルギーに行く前にまず総発電量からいかねばならない。世界ランクの統計などはラフすぎるが、一つには日本の総発電量は世界2位の1兆257億kW…

GHGの色々な量と色々な補足

先々週だったか、このカーボン・ニュートラルシリーズで、カーボンニュートラル対策の各論に入りたいがネットには色々専門的記述が多くお互いの関連性がなかったり、その矛盾にも圧倒されて、また戻されると原稿を書いていたがアップするのを忘れていたので…

やっぱり韓国は強かった炭素戦

今日は国会で就業者の平均賃金で、日本が韓国にも抜かれたことが糺されていた。偶々小生のブログもインドネシアでの韓国企業のビッグ・プロジェクトをシリーズで取り上げたばかりだから、特に大企業サラいたリーマンではさもありなんと思う。小生がジャカル…

部門別のCo2削減・ゼロ対策

先のブログ「カーボン・ニュートラルの量的ウエート考察」でゼロ―カーボン目指す相手とその量を書いて、日本におけるGHGを直接発生する部門ごとの数字を挙げたが、内発電部門は電力使用者それぞれが省エネに励んでもらうためその消費部門に割り振るべきであ…

ロッテ石化コンビナートと日本のゼロカーボン対策

韓国のインドネシアにおける、現代自動車・LGバッテリー・ロッテ化学の3大プロジェクトからカーボンを考えるシリーズの最後はロッテ化学である。プロジェクトは今年初めに発表されたチレゴンのエチレン等石化プラントの39億ドルである。2025年完工予定でエチ…

オンライン・遠隔・代理投票システムは

インドネシアで次の大統領選挙には電子投票を実施したいというニュースを見たが、進んでるなと言う感想であるが、日本でも過去、電子投票をやった歴史があったことを知る。私も投票を欠礼したことはないが、余り政治に参加している気はしない。それは投票の…

今ここ原子力が。。

今ここ原子力が。。カーボンニュートラルで筆が鈍ったのはロシアが豊富に持つ天然ガスが地球温暖化対策では問題が少ないと言うことを潰す何かに行き当たりそうにないからである。この資源の偏在が過去世界大戦を引き起こし、今も中東の石油地帯が常に世界の…

LGとバッテリーとは

昨日の続きで、次に控えしLGバッテリーの98億ドルのプロジェクトは、正確にはLGエナジーソリューションと現代自動車が、国営のインドネシア・バッテリー社とコンソーシアを組み、EV向けバッテリー・セル工場を建設すると言うもので、2020年12月BKPMが発表し…