今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

日イの大住宅団地の規模比較

この間、偶々、3,000haもあるセントゥールの住宅地の話を始めて知った。セントールと言えば90年前半はトミー氏のサーキット場


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Palmhill1994
パームヒルゴルフ場で有名になりかけていた時代でその後もジャゴラウイ高速の左右やボゴール山地へかけて林立したゴルフ場、レクレーション・スポーツ施設が出来て行って、小生にとってはゴルフ以外の事は余り知らない状態であった。最近LRT通勤電車網がこの地に迄伸びてきて驚きの展開になってきた。

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Vivo Sentul megapolitan
貢献の一つは先に登場させたMegapolitanグループのVivo Sentul(260ha)であるが、それ以上に大規模なのはSentul Cityである。
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AION Mall Sentul
この会社は3,100haのtownship建設計画で1993年設立、1997年上場したが、その時の会社名はPT. Bukit Sentul Tbkである。その後会社名はPT. Sentul City Tbkに変更され現在会社文書では監査役会長がTranggono Ting 64歳、株主にSAKTI GENERASI PERDANA社が42.6%とSTELLA ISABELLA DJOHAN が20%と見えるが、未だよく知らない小生には馴染みがない。
Sentul Cityは未だ建設中であろうから住宅総数や人口規模の全貌は不明である。日本にはタウンシップなど洒落た言葉はなくニュータウンになるのか団地群をイメージする。一番有名な大規模ニュータウン多摩ニュータウンで、これは一事業体が行った線引きされた地区ではないようだが地図を見ると大体2,500haと推定計測される。この概念のタウンシップはインドネシアでは1事業グループ単独で、計画面積でランク付けが出来る。Sentul CityはDeltamasに次いで5番目となろうか。

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日本の団地はやはり入居者抽選などを経て育ち、今は高齢化社会で放置住宅が問題となるその焦点である住宅そのものの数が一番関心で、その住宅数が規模のランキングになろうが、インドネシアはカバーする面積で1位6,000ha、5,200ha、5,000ha、4,000haと上位は巨大でどう線引きしたのかちょっとふしぎでもある。

注:先に登場させたMegpolitanというのは「ジャカルタ新旧あれこれ」でリンクを張ってます。
注:規模の比較は競争の意味ではなく、関連する日本の状況を学習の為話題にすることである。