今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

Lymanも不動産業者

Lyman, the richest property

f:id:nishimikyohei:20190823093946j:plain
domain
インドネシアのRichest Listが世代交代が進んでいる。とはいってもOsbert Lyman氏はもう69歳である。彼のLyman グループも不動産部門で彼の純資産は2018年で9億ドルで34位である。
父はSusanta Lyman で1959年の大昔にSatya Djaya Raya Groupを作った人である。聞いた覚えがあるので昔のデータを漁ると1994年リストの62位に父の名前で純資産5.9億ドルで分野は森林開発とあったが、2009年のリストにはSATYA DJAJA RAYAの代表者として既にOsbert氏の名前で純資産5.4億ドルと変わっていた。
その後Lymanグループに呼称が変ったのであろうが、もうずっとインドネシアの大企業の上位を安定的に保持していたのである。この時点での事業分野は林業、不動産(BNI Komleks)、エネルギーと書かれている。昔の合板などの林業は今はパームオイルに変っているのであろうが BNI 46については現在も、フォーブスの言葉を借りると、“このグループがWisma 46 office towerのstakeを保有している”そうだが、それは隣のシャグリラホテル(土地建物?)も同じと書かれている資料もあり且つ最近立ち上がったその又隣のマスマンシュール通り添いのジャカルタ随一の高さを誇る最高級でアパート2棟もそうだと言うからこの地域全体がそうなのだろうか
その最高級ホテルについては別の報道で以下のようである。
f:id:nishimikyohei:20190823094141p:plain
SalimグループはLyman Group とKerry Group均一共同でCasa Domaineと称する51階と47階建てのアパートメントを建設した。1m2当りRp42百万というのでSudirmanと互角であろう。その報道では彼らはこの前に共同でShangri La ホテル、Shangri La レジデンス及びBNI Towerを、全体をKota BNIという名前のコンプレックスを作った仲と言うので小生の推量は正しかった事になる。つい最近建てたBNIタワーは、考えるとこの道を伸ばしたPenjernihan通りであるので何か含みがあるのであろうか。Lymanグループの他の物件はバンドンのKota Baru Parahyanganの1,250haのメガタウンが上がっている。
Casa Domainの建設中、小生はよくそのMas Mansyurの道を通ったが、そこは陸橋がせまり、幅1.5メートル、車ギリギリでいつも渋滞で恨めしく見たものである。彼らが敷地を公共道路に少しでも渡すふうには見えなかったがどうなっただろうか。f:id:nishimikyohei:20190823094234p:plain