今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

MRT/LRTでジャカルタはやっと東京の1/3

Jakarta after 2035
数日前日本のJICAがジャカルタの交通渋滞解消のための地下鉄MRTと軽量高架鉄道LRTの提案をしたがその内容は2035年までに地下鉄は全部で10路線-総延長426km、LRTも10路線-総延長195㎞と言うことであった。
f:id:nishimikyohei:20190909103057p:plainこの他にジャカルタはKRT(通勤路線)と長距離都市間のKAIがある。
長距離都市間のジャカルタ地区内は本数も距離も駅数も全体への影響は少ない(或いは重複)と無視すると追加すべきはKRTは6路線105kmである。KRTは昔は屋根まで人が取り付いたような時代は過ぎて今は殆ど日本の車両が使用されているので今や、日本人も通勤にも使えるようになった。15年前、バスウエーBRT(或いはTJ)が地下鉄に代わるものとしてデビュウしたと思ったのでその時BRTは合計13路線、東京地下鉄も13路線なので認識を新たにするよう喚起したものだ。
BRTは平均キロ数は長いので総延長は1,100㎞を超え、侮れないが、一応無視して電車のみを考えると、ジャカルタの路線数は10+10+6=26、東京はネットで調べると86路線らしいので路線数もジャカルタは東京の1/3である。
地下鉄だけでは東京は都営が109km、メトロが195kmだから合計で304㎞、ジャカルタの方が426㎞なら総延長は長いことになる。
電車の総延長ではジャカルタは426+195+105=726kmで、東京は2,400km故これも1/3である。
面積的にも都市部で計算すると東京8,500km2でJakarta が3,300km2で1/3である。
ところがジャカルタのこの路線等は2035年の計画であり、その頃ジャカルタの人口は4,500万人にもなると言う。さて渋滞解消はなるか (現在の都市部人口 東京3,800万、ジャカルタ3,300万人)