今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

Gojek詣りとGojek家

Gojek News in Summer
7月8月のニュースを整理すると如何にゴジェックのニュースにあふれていたかが解かる。
7/8  三菱自動車三菱商事、ゴジェックに出資へ、パートナーシップMoU。
7/8  ゴジェックに三菱UFJリース、サイアム商業銀が出資。
7/17 ゴジェック、ビザからも出資。
7/18 トヨタ・アストラ、自動車レンタル・サービス『ゴーフリート』提供へ
7/25 ゴジェック、星でC&Cシンガポールと提携。
7/29 アストラ、ホンダの電動スクーターでサービス有効性検証へ
8/5  ゴジェック運転手デモ、停職制度の見直し、インセンティブの改善など要求
8/22 ゴジェック、マレーシアに進出へ。
8/28 ゴジェック、『フォーチュン』誌「世界を変える企業」で11位に、ゴーペイ高評価
8/29 アマゾン、ゴジェックへの出資交渉開始と報道される。
孫氏がジャカルタに来た時はグラブとトコペディアの経営トップを同道し大統領訪問をしたので、両社についてはブログで取り上げたが孫氏はタクシー・バイクのライドシェア(相乗り)サービスでは英マ本家のグラブに肩入れしていたようだから、ゴジェックについては今日になってしまった。
その間に、ちょっと古いがグローブ誌の2018年の150 RICHEST発表があり彼らは皆ランクインした。それによると皆、ぎりぎりではあるがつぎのように仲良く並んでいる。
企業名:順位:創業者名:年齢:純資産を示すと
Go-Jek、 #150 Nadiem Anwar Makarim, 33: US$100百万
Bukalapak #149 Achmad Zaky, 31: US$105 百万
Tokopedia #148 William Tanuwijaya, 36: US$130百万
Traveloka #146 Ferry Unardi, 30: US$145百万 .
彼らは今もてはやされるインドネシアのスタートアップ企業であるユニコーン企業である。中でも上記ニュースに持てはやされる如くGojekはデカコーン企業との呼び声がある。
彼の発想の原点は、もう昔からあるOjekと言うバイク持ち青年の副業的送迎でチップを稼ぐ業態であったが、それも2010年(本格的には2015年)に始めたばかりであるが大きく多角化の道を進み今は物流とキャッシュレス決済のGo-Payが柱で大きく伸びている。
彼はシンガポール生まれのインドネシア人であるが、アラブ系とか言われるが独立の志士の偉人の家系である。
小生みたいな、人に乗せてもらうバイクなどを苦手としていたようでは百万ドルはつかめぬはずだ。日本にはユニコーン企業は1社しかないとか 彼はハーバード大卒である。
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