今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

インドネシアの世界遺産 オンビリン

Ombilin Hertage of the world

先般7月5日のジャカルタ新旧あれこれ “インドネシア世界遺産とその候補 ”で世界や日本の世界遺産の数をブログしたが、その際日本は大阪の百舌鳥・古市古墳群(世界最大の陵墓:仁徳天皇陵) が世界遺産に認定され、肝心のインドネシアも1件増えていた。それは
f:id:nishimikyohei:20191011194449j:plain西スマトラのオンビリン炭鉱遺跡で、これでインドネシア文化遺産5件目で自然遺産4件と合わせ9件となる。
オンビリンとは今でも名前を聞くが、西スマトラ、ミナンカバウの山中にある、オランダ時代からの石炭の採掘地名である。オランダから接収したPTブキットアッサムが所有している。インドネシアは露天掘りが多いが、ここは坑内掘りである。7つのミュージアムとセンターで公開されており、155kmにも及ぶ輸送鉄道が再活性中である。
インドネシアの遺産名を英文で残しておこう
Cultural (5 items)
1. Borobudur Temple Compounds (1991)
2. Cultural Landscape of Bali Province: the Subak System as a Manifestation of the Tri Hita Karana Philosophy (2012)
3. Ombilin Coal Mining Heritage of Sawahlunto (2019)
4. Prambanan Temple Compounds (1991)
5. Sangiran Early Man Site (1996)
Natural (4 items)
Komodo National Park (1991)
• Lorentz National Park (1999)
• Tropical Rainforest Heritage of Sumatra (2004)
• Ujung Kulon National Park (1991)

世界全体では1,121件(文化869件自然213 複合39 )トップは中国・イタリヤの55件
3位スペイン48、ドイツ46、フランス45、インド38、メキシコ 35、英 32、ロシア 29、
アメリカ・イラン24件、日本23、ブラジル22で日本は前回と変わらず12位であった。
インドネシアは他5ケ国と共に33位である。韓国は14件で多分21位である。