今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

キックボードで戸外へ

つい4日前に過ぎないがJP誌が電気スクーターを乗っている少年たちの後ろからカムリが追突した事故で2名の若者が亡くなったことを報道していた。目に当てられない事故であるが、インドネシアでは公道で電動スクーターに乗れるのかと言うことに感嘆し、

f:id:nishimikyohei:20191117121552j:plain尚且つ不謹慎であるが道に並べたスクーターの風景に、特にその町並みはジャカルタのどこかを当ててブログにしたいと思っていたところであった。
ところが翌日には日本にあのウサイン・ボルトがフランスから売り込みに電動キックスケーターを担げてやって来て、TVも宣伝にお手伝いしていた。そしてJ-Peopleをみるとジャカルタ新聞にも当然この電動キックボードの事故報道と特別取材記事をかかげていたので小生のブログのテーマ候補はあっという間に摺り落ちた ものの。。。思いなおして筆をとった。
JPの写真はよく見るとワシントンDCであった。こんなけれんな場所はジャカルタではないのかとガッカリして、その点からの攻めは終わりである。
最初に見たJPではelectric scooterであったが、検索を重ねるとネットは逆にあの玩具のスクーターから離れていくものもあったが、最終ジャカルタ新聞を見て正しくは電動キック・ボードにたどり着く。しかし言葉としてはスクーターに拘りたい。問題の本質は、事故防止であるが、その点では、電動立ち乗りのスクーター/ボードと着席型の電動車(障害者用など)或いは超ミニEV車とは区分して論ずべきだろう。
しかし将来的には自由に使える必要性があるはず、それは専用道をつくることに行きつく。そういえばジャカルタでは自転車専用道を60㎞も整備する計画があるという。
そうなれば自転車専用道と共用すれば良いことである。日本では免許やヘルメット、方向指示装置等、保険や自動車税、ナンバープレートなど義務があり、発展を阻害している。
自転車でも危険は多いがそれを回避する工夫は一向に進んでいない。自転車は高さが身に丈に合せられてないこととハンドルが180度以上に回転することだこれを改善するだけで専用道を安全に走ることが出来る。電動ボードでは横に倒れることがない装置と時速制限だ。そして産業界に求める究極は接近自動回避のAIになる。 そして行政のやる事は、この自転車専用道路に象徴されるように公道整備である。今の日本の公道はパッチワークだらけの工事跡や中途半端な段差、街路樹もなく花壇もなく休憩椅子もない。規制だらけの行政も、おっくうな産業界も、びくびく性を越えて世界にチャレンジできる工夫をしてほしいものだ。自転車用には5cm開ければ段差を無くせる。
以上は小一時間の思い付きの範囲の着想である。 少年少女用の冒険を満足させる視点は一寸置き忘れた。

追:ウサインボルトはジャマイカ人であった。アメリカから来たのかと思ったがフランスでこの事業をやり出したようだ。
ケレンと書いたが適当な語彙が頭から出そうで出ないので、インドネシア語のkeren(=印象的、堂々たる、立派な)を借りた。日本語は外連と書いてはったり、受け狙いと言う意味である。、