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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

Cikupaにも巨大タウンシップ、地所が食指

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<三菱地所タンゲラン・チクパ地区でDaisanというタウンシップをやる報道が入ってきたがこの地区は中国の華夏が開発中のLavonという名称の大規模タウンシップで2,600haもあると言うのでドン引きした。三菱地所はこのLavonのその3に当たる28haに1,700戸の住宅を中心とする環境を建設するもので、華夏が51%を取る合弁である。
場所を確認すると、まずメラック高速でタンゲランを過ぎ、カラワチを過ぎ、Bitungの次のCikupaゲートを出るとそこからはKedaton GCに行けるが、左手がLavon Swan Cityで三菱はこの地点であろうか。そこは元々Alam Suteraが保有したSuvarna Sutera地区だったらしい。ここを華夏(Singaporeとも)が購入したようだ。Merak高速を更にメラック方面に走ると次がEast Balaraja (Taraga)ゲートになるがこの間がCikupa地区の北辺で、三菱地所のタウンシップは丁度Kedaton GC寄りだと思われる。しかし華夏が2,600haだとするとそれはCikupaのさらの北西隣のSindang Jaya地区になるのではないか。こちらにはLion航空がLion Group City Balarajaなどでかなり都市形成が進んでいる。この辺りは昔調べたことがあり、このような大規模なタウンシップはチプトラグループのCitra Raya Balaraja 2,760ha、同じCitra Majaraya 2,600ha、或いはHansonの3,000haなどは知っていたが未だあったことに驚いたのである。高速網で言えば、Alam Suteraがある第2外環JORR2(BSD-KuncilanのKuncilan ゲートまでは10㎞、第3外環ともいえるBSD-BalarajaのBalarajaゲートまでは8㎞であり、ひょうっとするとSumanan-Balaraja線が北近くに走るようになるかもしれない。ここで言いたいのは80-90年代あんなにも不便であったタンゲランの周りは多くの高速が囲むようになりSerang方面でBalalajaという都市が、急速に発展していく図が見えるわけで、更に言えば、当時日本人になじみの非常に少ない地区(クダトンゴルフとタカラゴルフのみ)に日本のTokyoからFukuokaまでの都市名を冠した町が出来ることに感銘を受けたわけである。