今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

SETNEG 官房事務所 日イ比較

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一寸前に日本の官房長官のブログを書いたが、何も現在の状況を見越したわけではなく
政権の在り方、日本の世界での地位を、これでいいのかと比較したものであるが、真っすぐ取り組むより、閣僚の数とか、入れ物たる建物から見たいと思ったものである。
閣僚という言葉はアメリカでは長官であり英語で言えばSecretaryと言い全体の内閣は
大統領顧問団と言うそうだから、言葉以上に大きな意味があるはずだろうが、とりあえず官房長官を取り上げると、アメリカではは国務長官といい、小生のブログ“
nishimikyohei.hatenablog.com
官房長官はセクレタリーか ”で日米イの比較を行った通り、日本は若干見劣りがする。インドネシアも内閣の官房だけでなく国家官房がいる。インドネシア語ではKEMENTERIAN SEKRETARIAT NEGARA(国務大臣級国家官房)でSetnegと略されるが昔はSeknegと言っていたので、より親しみがあった気がする。
f:id:nishimikyohei:20200908110245j:plain大統領官邸の左側に立っている大きな建物で、この建物を作った時に、オランダ時代のハーモニー社交会館をつぶしたので、それだけは小生にとっては残念である。今はその交差点の地名としてのみ残っていて交通の要所である。恩返しかだろうか、現在のSetnegは市民の為の展示会などを時たま開いている。
日本の内閣官房長官の事務所はどうも独立した建物が無いようで総理大臣官邸と一緒かな、事務所で検察すると管事務所なのか長崎チャンポン屋さんを左に入る処だとか説明が出て来た。

内閣の閣僚の数はアメリカでは大統領顧問団と言い、副大統領+2議長+14省長官+7閣僚級(首席補佐官、通商代表部、国家情報長官+環境庁など)=25人或いは定員23人で偶々見た閣僚の集合写真では24人が確認された。
国土安全保障省が特に目を引く。

インドネシアは34人と多くが分担しているがその上に4調整大臣を含んでいる。他に副大臣が12名いる。  閣僚の中には専門家や実業界からも入れると専門家が過半数を超える。

日本は 13省大臣+ 7特命大臣 + 4 (3官房+法制局) = 24人 (集合写真24人)いるのでアメリカと同数である(但し米は州がしっかりして居よう)、しかし副大臣が26人もいる。基本的に13省に2人ずつ)でこちらの集合写真は30名で26+4で確認できた。
簡単には比較論評はできないが数字だけ並べて見た。