今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

代議士のBluskan遊説は遊興

f:id:nishimikyohei:20210113101437p:plainBlusukan、この言葉は辞書にないので新語かと思ってブログに取り上げたが、既に国語審議会的団体(BPPB)で2015年位に審議記録があるようだ。 今ジョコウイ大統領がこのジャワ語を持ち出し世間をきょとんとさせたのではないかと疑っている。 BPPBはこれはジャワ語で語源はMasukのようで~anが付くと結果などの名詞をあらわすとか説明しているが、まぁ遊び半分、興味半分のニュアンスが感じられる。日本大使館関係者は日本では遊説とか田舎に帰り民衆の希望などを吸い上げることを挙げていた。誰だとは書かれてないが、意味が解るとはたいしたものだ。 最近のニュースでは社会相に抜擢されたリスマ大臣(Mensos Risma)がジャカルタ市内巡察をしたことが世間で何かといわれていることに関連し、その通り !、市内をBluskanすることは大臣の仕事ではなく、その市の行政の長の仕事だ、それより、社会大臣は汚職の畑である貧困データを整頓し、担当のエチェロン級官僚を整理することだと言ったようなニュースに出ていた。 これは日本でも他人事とではない。遊説と遊びを付けて平然としている日本の議員こそ非難さるべきだろう。 Risma は、12月にコロナの社会救援(Bansos;Bantuan Sosial)を横流ししたか横領罪に問われOTT(operation Tangkap Tangan)で逮捕された前の社会相の交代である。BantuanはTunai(BST給付金)か必要物資(9種の象徴してSembaco:Sembilan Barang Poco)があろう。序の関連用語である。