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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

ジャカルタ渋滞都市トップ10を卒業

Tom-Tom社の世界大都市416都市の渋滞率ランキングでジャカルタが初めてワースト10から脱却した報道があった。
SuaraJakarta.idの1月21日の報道であるが渋滞率36%の31位である。

f:id:nishimikyohei:20210121193608j:plainジャカルタは2017年以来、世界でトップ10に入って4位から始まり、2018年は7位、2019年は10位、2020年は31位となったよううである。昨年の渋滞率は53%故、急激な好転である。

f:id:nishimikyohei:20210121192956j:plainその理由にはコロナ対策もあろうが、高速道路や道路整備も大きいのだろう。昨年では世界の順位は以下の様になる。
【世界渋滞都市ランキング*】
1. ベンガルール(インド) 71%
2. マニラ(フィリピン) 71%
3. ボゴタ(コロンビア) 68%
4. ムンバイ(インド) 65%
5. プネ(インド) 59%
6. モスクワ(ロシア) 59%
7. リマ(ペルー) 57%
8. ニューデリー(インド) 56%
9. イスタンブール(トルコ) 55%
10. ジャカルタインドネシア) 53%
バンコク(タイ) 53%
東京(日本) 42%
重慶(中国) 41%

東京は渋滞率42%で、インドを別格とすればジャカルタバンコクと3羽ガラスとなる。中国は重慶がトップで41%。昨日偶々見ていたデュッセルドルフの街並みは50年前の昔通りで、広い道路の両サイドは駐車okながら、走ってる車の姿もめったにない静けさだった。昔住んだWickenweg10は中央駅より7分程度の住宅地で広い裏庭はどこも緑地のままであり、絶対的な差を感じたが、今渋滞率を見ると15%である。住宅・商業地域に比べ、車道面積がもう近世より広かったのであろう。

今の渋滞率は所要時間がその%で余計にかかるという数字である。 いつもより2倍かかったと言う場合渋滞率100%である。