今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

ワクチンの開発現状の報道

インドネシアコロナウイルスのワクチン接種は既に医療関係者や大統領など重鎮に対し実施すみで、集団免疫への道を急いでいる。このワクチンは中国のSinovacや英国AstraZenecaのようだが、国産ワクチンの開発も早くから固有名詞入りでバンバン報じられていた。
一寸目に付く報道は昨4月に民間No.1 のKalbe Farmaがワクチン国産のため、複数の外国の製薬会社との提携を進めていたが、その後6月には韓国のGenexine と契約した。
8月には国営Biofarma でもシノバックとの開発契約し、9月には大統領は国産ワクチンを『ファクシン・メラプティ』となずけている。Biofarmaは国営製薬のHoldingの役目もあり、KimiaFarmaが開発を受け継いでいる。あと1社国営のIndofarmaはワクチンのDestributionを担っているようだ。
日本の開発状況は政府と独占権のあるTVが緘口令を引いているのか、今迄日本のTVは国産など一切触れなかったが最近、観念し少しずつワクチン後進国であることを口にするようになってきた。小生は昨年7月29日に「アストラゼネカ ワクチンに対する我が無常識]」で日本のワクチンは世界の非常識と言われていることに無常を感じたことがあった。
今日のNNAの報道では「インドネシア国民の 22%がコロナウイルスの存在を信じていない」という調査があることに触れていた。それで、この無常観を思い出したが、今や、反省を込めて、一刻も早い接種の実現を望むばかりでいる。
後進性の結論として民間製薬会社の営利性を挙げる論者もいるが、原因はあくまでも政府の政策の問題である。国民の恐怖に対する臨戦態勢が講じられてないことで、小生はそれを日本版CDCで言い替えていたし、報道の信頼性の問題を嘆いていたのである。

追加 Feb.9:NNAの報道で①開発中のワクチンをBioFarmaに引き渡し22年中に使用する
② 開発にはUI、エイクマン研、アイルランガ大など6つの機関が参加している ③ 研究技術省大臣が予定を発表したそうで主導的役割をはたしている様だ。