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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

第三の巨大汚職、BPJSは回避か

BPJAMSOSTEK(BPJS Ketenagakerjaan、2019年末、団体としての略称を変更したもの)の投資資金に、汚職の嫌疑が噴き出ている。一つは、内部から検察に通報した疑いのある人物の存在で、名前はP.ヒダヤッラーと言う人で国会議員でもあるが、彼は新しい21-26年の監督委員の候補5人には漏れているのだが、この選考過程とは関係がないことを強調している。BPJAMSOSTEKの問題は未実現投資損が43兆あるという事から始まったが、この投資損は現在14.75にに減少している。実際の投資銘柄はインデックスLQ45に属する株で優良株の34銘柄である。
検察は以前、Jiwasraya 事件のBencokの土地(Maja の194haなど)とかAsabri事件のHidayatの20万トンのインドネシアで最大のLNGタンカーなど20隻を没収している。

経営者協会APINDOの委員長Hariyadi B SukamdaniはこのBPJAMSOSTEK(労働者社会保険基金)の汚職嫌疑については、BPJSからは既に説明が入っており、法的な手続きに従うよう要望すると伝えた。今は成り行きを監視しているだけだと言った。
ハリヤディはまた、BPJAMSOSTEKのコミッショナー兼監督委員会のメンバーであり、”投資損は2020年8月から9月にかけて発生した明確なものでその後の株価指数の改善と良好な投資管理により、今年1月にRp14兆に減少しており、外部および内部の規制の両方からBPJAMSOSTEKの投資ファンド管理がいかに厳格であるかを非常によく理解している”と述べた。そして、ジワスラヤまたはASABRIで発生したケースとは同一視するのは適切ではなく、事件がすぐに解決され、労働者の資金の安全に関するコミュニティの憶測と不安を引き起こさないことを願っています」と、言った。

20兆クラスの国家への損害は、首都圏のどこかの州の政府予算或いは市で言えば数市の予算合計に匹敵する。