サレンバのインドネシア大学（UI）医学部に向かうデポネゴロ通りの右手には古い高等教育の学校があったが、その先のサレンバ通りとの角地当たりにYAIと表示された大学があり、この大学はUniversitasi Persada Indonesia YAIと言うものであのプルサダとどういう関係にあるのかと言うことが関心があった。
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あのと言っても、あの戦前の、日本がアジアの盟主を標榜していた時代に東南アジア中心の独立候補国などから招待した留学生たちである。1943、44年、合計205人を招いた南方特別留学生で、内インドネシアは60人いて、中には広島大学留学中に被爆死亡した2人を含む協会はインドネシア元日本留学生協会（Perhimpunan Alumini Dari Jepa）といい、1963年設立、同時に日本語を中心としたAkademiを開設している。1986年は卒業生も60歳を超える年齢であるが、この大人物・偉才となった多くの先達が両国政府への感謝を込めて大学への道をとったのであろう。現在は、特別留学生だけでなく戦後の留学生を含め、更に現代の長期研修生を含めたインドネシア人も門戸を広げた会員のメラティ・サクラ財団となっている。（注1）
Perhimpunan Alumini Dari JepanではPersadaとはならないがpersahabatanのSでも入れたのであろう。冒頭のYAIもpersadaだが、このpersadaは略称ではなく古語なのであろうか、用例としてPanca persadaで5階の高層の国王が座る場所或いは気持ちのいい憩いの場所を表すものが示されていた。
他の高等教育の学校で同じような名前が三つ程STIE Mulia Persada IndonesiaとSTIE Widya Persada、あと一つAkademi Kebidanan Pelita Persada）があったので注意が必要か
大学はUnsadaと言うコード名があり、4学部、15プログラム、1大学院からなる。ものつくり・人づくりが一つの標語となっており、日イ友好協会（PPIJ）の傘下にあり、トヨタやパナソニック、三井・住友等多くの日イ大企業も協賛している。
大学はUnsadaと略称されている。多くの日本の大学(広島、拓大他)が提携している。UNSADAは2020年、大学院含め814人を送り出している。
今迄はプルサダ大学の、そしてインドネシア人卒業生の日本の産業への貢献のみが関心であったように思えるが、今必要なのは日本人のこの大学への留学であり過去形でなく未来形で有ってほしい。
書ききれないくらいあるのでもっと知りたければサイトを見て欲しい。
（注1）：プルサダは日本に留学した人たちの同窓会であり特別留学生だけを言うのではない：1952年の船舶留学生、1960年賠償留学生、その他自費やイ政府留学生等ある。プルサダはsadanet.or.id(現在の副会長はRachmat Gobel氏)
昔、スディルマン大通りから警察の裏に入って行く道があり、今もくぼ地と共に放置されたところがあり、ここにプルサダを訪ねて歩いた記憶があるが、あれは何だったのだろうか。と共に何故今も放置されているのだろう。平米$5,000レベルなのだが。
以上漏れ錯誤乞うご容赦。
