今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

ジャカルタ日本大使館を囲む高層群

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Indonesia satu


不遜というか、傲慢な、インドネシア1と言う名前のタワーが出現した。それも中国の企業がインドネシア首都メイン通りに建設するという。高さが303メートルであるがTwinTowerであるので、そのジャンルではちょっと抜かれないトップの座であろうか。

中国の企業の名前はChina Sonangol Media Investmentと聞きなれないが報道ではCS Land というreputable developerと言うし、インドネシアのMediaグループとの合弁なので可とする。Twinで同じ高さであるが階数は65階と60階、South Towerはオフイスタワ―だがNorth Towerはミックスユースでリテールとホテル(Pan Pacific Serviced Suites、47~58階)がある。

建設はACSETが中国の建設会社とJOを組むらしいが、大したものだと感心したが、よく考えると、彼らはインドネシア1であるAutograph Tower(383m)で既に経験済だった。信じられない気持ちである。

このビルは南タワーで隣のインドネシア1~2を争うショッピングモールのPlaza Indonesia と3階レベルでSky Bridgeで繋がり又地下鉄駅とも繋がるようだ。日本大使館の横と後ろ側に位置するので、恰もイーグルに捕らわれた野兎のように見える。

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この間、Youtubeのドライブで丁度大使館はどうするのだろうかと思った所だった。日本の大使館を建て替えの時、メガクニンガンと交換のオッファーがあったのだが、素直になっておればよかったかもとの感が湧く。

所で合弁相手のMediaグループというのは インドネシア富豪の大物政治家でもあるSuryadharma Palohのメディア・インドネシアグループである。

日本で見たThamrin Nineの最後のニュースは70階での棟上げ式だったが、こちらのIndonesia 1のニュースは債務訴追訴訟である。さて。