今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

パーム雑感 日本の生きる道

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不動産に次ぐ金のなる木などと、うっかり記事にしたが、長く関心が薄れていたからだろうか。覚えている最後の報道はグリーンピース団体がパーム・プランテーションに乱入したと言うものであった。インドネシアでは、自炊の我々にもパーム・オイルは必需品であったが、日本ではキッチンでもスーパーですらお目にかからないので関心が薄くなる。

そう言う日本人には、あぶらやしからパーム油になるまでの話は、驚くほど多くの忌諱すべき事項が詰まっており、そうだったのかとパーム油反対運動を理解した。しかしその点をブログに追記すべきだと筆をとったが、いつしか擁護側に廻っている。

パーム油の話も気候変動の話も奥が深く、小生には短時間で全て理解し判断することは出来ないが、素人が短時間で感じたことから始めよう。

*人に理解を求め一定の効果を期待することは何もしないことと同じである。犯罪を問うか利益を得ることでしか人は動かし得ないのではないか。パーム反対運動家の言葉“パーム油が使われた食品は避ける”は優しすぎるか。

*植物は酸素を合成すると理解する一方植物は炭素ガスを貯蔵・放出する。肺のクリーニングに良いだろうと思ってやっていた毎朝の、公園庭の散歩はききめはあろう。庭の維持にも力は入る。

*表層土や泥炭土の単純な(再生無き)破壊は、いっそのこと、犯罪とすれば良い。許認可は又官僚の犯罪となるので、犯罪とすべき。

熱海の山岳崩壊も同様な執行法がないため起こったのかも知れない。

*パーム樹木は100%森林破壊と決めつけている。どうして再生できないのか調べるのに、反対論者の論文には二次作・輪作とか再生植林の文字を見ることはなかった。きっと、ちゃんと方法があるはずだ。例えば、3年から10年の間に収穫できることから同じ面積のAの土地の隣の土地Bに3年後に蒔種し3年後Cの土地に種を蒔き、Aを収穫しつつDの土地に種を蒔き、これを繰り返す短期適量反復栽培をやれば常にグリーンは維持できると思うのだが。。

*資源の偏りの共同管理とか貧富の拡大阻止対策、均一ルールを達成できない国への国際的対策など、新しい主義思想での世界的指導的立場に立てることはないか

時間もないから今日は入り口だけにしておこう。東大にこのような思索・実現学部は出来ないか、無試験・無料とすることを期待して。。。