今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

復活?ジャカルタ・タワーby Agung

f:id:nishimikyohei:20210730115010j:plain

Menara Jakarta at Kemayoran



嘗て世界1ともなろうとしたジャカルタ・タワーはスハルトの夢を乗せて消えてしまったが、実現の動きも感ずることが出来る文章に出会ったこともある。最初のブログは2009年1月のブログ【

jakartan.cocolog-nifty.com

夢と消えるジャカルタタワー】である。前後して上坂冬子女史の「帰らなかった日本兵」を読み、その中だったか触れられていたが、当時そうそうたるチェンダナに近い富豪のスドウィカトモノ、パンゲスト、ヘンリーたちが関わっていたようだが、同じシンカワン出身の日本2世の人が事務局長をやっていたことがあり実現を感じたものだ。その後現地を見に行って、放棄地を見るだけだったが、今、現地を訪ねるとあの基礎工事の後の沼地もなく、代わりに二つのSupertallが建っていたのである。そのことはSCBDのDistrict⑧にある2番手でもあったTreasury Tower(280m)のデベロッパーの動きからキャッチしていたものである。そのデベロッパーはAgung Sedayuで、Treasury Towerの弟分と思ったら兄貴分で二つのタワーは Azure TowerとEquinox Towerで288mと254mである。

ここはジャカルタ国際展示場JIEXPO の正面前の大きな半円周の中で、昔の飛行場の管制塔跡地でジャカルタタワーの予定地でもあったはずでAgung SudayuはこのタワープロジェクトをMenara Jakarta at Kemayoranと称して昔の名残がある。

しかし彼らのウエブサイトには十分な説明がなく、Skyscraper Centerのデータなどを参考に小生がまとめると、下の通り6つのタワーとなる。 Drone空撮で見ると2棟が出来上がっており、高さが違う点から上記AzureとEquinoxをTallest Rankingに入れたい。只ここには残りの4棟の基礎部分(6棟を繫ぐコマーシャル部分の4階程+3階)が同時並行的に出来ているので実現をまちたい。しかしこれだけのプロジェクトをAgund Sedayuだけでやっているのか、疑問もあるが、Agung Sedayuのボスは華人富豪の中で中心的存在であろうことは一寸前にAguanさんとして書いた通りである。

 

 

Fortune(幸運) Tower  280m  or 330   2025< talllest office?

Azure (紺碧)Tower      288m           2021 top・out 56F?

Breeze(薫風)Tower     288m                       

Celestial (天空)Tower   254m   

Equinox (節分)Tower   254m          2021 top・out 52F

Destiny (運命)Tower.   254m

 

f:id:nishimikyohei:20210730120639j:plain

Azure & Equinox? by Google

ドローンの空撮(#menarajakarta #gedungtinggidijakarta #jakarta2020)とGoogle Mapから写真を借用した。

情緒的タワー名称の発祥地はAgung Sedayuで、ここでも量産している。