ジャカルタにはいくつものFinancial Centerがある。それはジャカルタだけではない話だが、中でもInternationalを冠して省略すればIFC(Corporation)国際金融公社ということになるが、皆、IFCとは関連はない。
ジャカルタにあるのはInternational Financial Center Tower 2とビルの名前に過ぎないと言い訳は出来る。しかしTower2とあるから2本立っているのかと思うとそうではなく、人騒がせだけで1本のはずである。
Drone Rajaなどでも確かめたが隣に建つのはミレニウムタワーである。人騒がせなというのは、2でない方の建設年1985や階数48とかが出てくることだ。
横に20階程の、Podiumにしては少し高すぎる子ビルがあるが、これに触れたものはない。事情はあっても一つしかないのは動かせない。既にタワーにはKEPPELの名前が出ているので、KEPPEL Towerと言えば、まぎらわしさを防ぐことが出来よう。
スディルマン通りを南に下ってSCBDにもFinancial Centerが建つようだが、こちらはIndonesiaが冠される。このタワーは財務省が金融機関監督庁OJKの為に立てるもので2019年にその記念エベントをやったはずだが、今迄、コロナの所為か、未着手のようである。OJKはウエルトフレーデンに所有しており、急ぐことはないのであろう。場所は小生が元プルサダがあったとする、警視庁POLDAと証券取引所BEIの間のくぼ地の荒れ空き地である。小生はOJK TowerとするかJakartaの JFCとするよう提案する。
あと思い出すのはFinancial Clubである。これは将に金融マン・実業家の社交クラブで、そこから更に数ブロック下るCIMB Niagaタワーにある。上層階に図書館、スポーツ施設やプールもあり、或いは日本の丸福レストランの発祥の地でもあった。
他にはMNCなどがグループの連結配下の金融関連企業を集めたFinancial Centerもある。コングロがない日本にはない現象であろうか。
追:8月7日:三つも4っつもあればもう十分と思っていたが、World Financial Centerと言うのもある。メガクニンガンなので別途メガクニンガン地誌で取り上げよう。