今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

イオン・モール・スントゥール・シティの今

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イオンのスントゥールはどうしているかなと思って調べることにした。3年ほどもブランクがあるのでニュースの整理が大変だ。

"AEON Mall Sentul City Laku Terjual Rp 1,9 Triliun" イオンモール・セントゥールは1.9兆で売られちゃったと言うタイトルはセンセーショナルだが4月19日のTempo 誌である。実際はPT.Sentul City(以降SCと略す)が資本市場監督庁に同社の資金調達の為、イオンモールの敷地をAEONに売却したと言うものであった。AEONは元々進出地を購入する開発型であり、従いジャカルタをかなり離れた所でレンタルとは不思議だった訳だ。このモールは2015年に建設に着手、2020年9月にオープンしており、一旦土地賃貸契約をしていたことになるが、何かあったのだろうか。
このモールのPT.SCの現在の株主はPT Sakti Generasi Perdana が 53%、そしてStella Isabella Djohan sebesar が17%で、一般株主が30%である。

又オープニング式にはSCの監査役会長に座った元汚職撲滅委員長が来賓していたことも報じていた。

 

他の記事に移るとVoi.idは、コングロマリットのStella Isabella Djohanが所有しているSCの今季上半期の決算は2.4兆の売上と2,340億ルピアを計上した以下の記事を掲げていたが、ここでもマジョリティのSakti Generalと言う株主が居るのに、この初めて聞く名前の女性がコングロマリットであり且つ 所有しているとの内容に関心がわいた。

これ等は調査が次の段階に進む糸口だ。しかしこのコロナの中、利益を上げたと言うから多分イオンも集客できているだろうと安心した。

 

そして一番新しいニュースはイオンが中国の京東集団(JDドット・コム)の業務協定を締結したと言うもので、オンラインショッピングと実店舗を融合させた展開を図るものでスントゥール店がまず選ばれたことは、現実に集客している事の証左だと感じた。

取敢えず今日はここ迄。