今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

スラバヤとスマランの語源伝説

スラバヤとスマランの語源伝説

f:id:nishimikyohei:20211013110108j:plain



スラバヤは直ぐスロボヨと発音したくなる伝説の謂れが有名で、スロは鮫でボヨが鰐でスロとボヨの決闘の彫像記念碑がある。中には動物園の広告塔と間違う人もいる。片やスマランは語源が不明と聞いていたがAsal Usul Kota Semarangで検索すると asam とjarangと言う語からとの結論の話がある。話の内容はだいぶ装飾を剃りとぐと;

インドネシアで最初のイスラム国となるデマク王国が起こった頃、ラーデン・マデ・パンダン皇子は有名なウラマで、人々の敬愛を集めていた。彼は息子のパンダナラン王子や信者と共にスルタン国として末永く続く土地を求めて西に旅たち、そしてこの地が最適だととして、森林を開拓し、農場を開き、寄宿舎も建ててイスラムの信仰生活を場を建設した。

f:id:nishimikyohei:20211013110254j:plain


この森の中で、少し離れて育っている酸性の木があり、この不思議な出来事に心打たれ、珍しい酸性の木の意味からAsem Jarangと言われ、それがこのスマランの謂れになったというわけである。Asamは酸っぱい(木の名前)でありJarangは珍しいと言う意味である。

f:id:nishimikyohei:20211013110804j:plain

二つともインドネシア語で誰でも知っている言葉なので、マジャパヒットの二番煎じのようで、現代になって作られた話しのような気もする。

とは言え、スマランは一度行くと住みたくなる都市となる事請け合いである。