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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

インドネシアの訴え パームの利点

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10月1日にオープンしたデュバイExpo 2020のインドネシア政府館ではパームオイル産業を焦点にしている。インドネシア政府は、財務省の下でインドネシアのパーム油基金管理庁(BPDPKS)の関係機関であるインドネシアのパームオイル・ソサイエティ(MAKSI)とインドネシアパームオイル委員会 (DMSI)がUAEの2企業とパームオイル新製品の国際的なデストリビュートについて進んだ討議を行っている。 報じたガルフ・トゥディは新しいイノベーションと報じている。
主張は単一茎熱帯樹木の早い成長と土壌の種類に耐えうる性質と言う産業面の利点だけでなく健康とウェルネスに対する利点も訴えるものだ。
行われたフォーラムのオープニングで、シレガー外務大臣も、新たに変革したインドネシアのパーム産業で温室効果ガスの排出にょる気候変動に対してのコミットメントを宣言した。新たな技術により手ごろな価格で産業の40%を占める小規模業者に普及させることを含んでいる。政府、大企業の農園では環境問題は既に管理されている。
健康とウェルネスの利点についてはパームが低オメガ6とバランスの取れた(不)飽和酸脂肪であることを認識すべきとした。
更にオイルパームフルーツの十分に利用されていない肉には、β-カロテン(ニンジンに見られる量の15〜40倍)が多く、ビタミンEの量が多く(トコフェロールとトコトリエノールの形で)含まれているがどちらも強力な抗酸化物質で、活性酸素の攻撃から身を守る究極のスカベンジャーであり、また、炭水化物、ミネラル、ポリフェノールも含まれている。現在の技術ではこの果肉は残念ながら、使用されていないので、オイル生産の過程で、排水され逆に地球を漂白している。
palm kernel expeller (or cake)と言われるオイルの副次品はプロテインを多く含む動物飼料となる。
カロテン、トコポリエル、コトリエノール、Co-Q10リコピンの豊富な供給源である成熟した果物の肉部分からのヴァージンレッドパームオイルは、5,000年前から西アフリカで特に子供の発育不全を防ぐものとして定番品となっている。
世界の人口は絶えず増加しており、その結果、食料とエネルギーの必要性も高まっている。2019年には、世界の植物油の需要のパーム油シェアは最大で34%を占め、インドネシアはその結果もあり、最大の生産国・貢献国になった。
このようなEXPOイベントでは代表選手であるバティックでもパーム油からの
バイオワックスパラフィンが使用されこれは廃棄でも容易に分解することをアピールしている。
日本はこちら 夜景

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