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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

ESG評価のSPOTTプラットフォーム

パーム企業などの地球環境配慮度合いを評価しそのデータを購買企業に提供する組織がある。そのシステムのプラットフォームをSPOTTと言いSustainable Palm Oil Transparency Toolkitの略称でRSPOの第三者メンバーの Zoological Society of London(ZSL)が行っている。最近のこの評価のトップはWilmar Internationalで2位Apicalだが3位にインドネシアのMusim Masが88.6ポイントで入っている。
大体のインドネシアの企業は60以上であるが中にはAstra, Bakrieは40以下、Tunas,Wingは15以下となるようだが評価時点もあるので変動はあろうか

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この中に伊藤忠が60点以上で入っている。自身プランテーション保有していないので生産面のポイントは取れないが、トレーダーとしてはトップクラスではないか。 Cargilは消費側だと思っていたが146,136haのプランテーション保有しておることが判った。この評価は一般に言うESG (environmental, social and governance)投資基準やSDGs(Sustainable Development Goals)に繫がるものだ。