今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

ラヴェルのボレロを学ぶ

前日のMy Favoriteの“懐かしのボレロ”の歌は、考えると何故ボレロか判らない。と言うよりボレロが判らないのでラヴェル作曲のボレロを聞いてみた。

この歳になって初めて接した巨大な力に圧倒される。

小太鼓がタタタタン タタタタン タン タン タタタタン タタタタタタタタタタンと、このセットが169回繰り返され、最初のささやくような音から最後は大太鼓も入れた5枚太鼓の大たたきで終わるがその変化する中、フルートから始まる色々な管楽器が二つのメロデーを同様繰り返していく、PPから徐々にバイオリン等弦楽器も入り最後は総勢100人くらいがFFでドンと終わる大オーケストラであった。
謡曲の懐かしのボレロは、発祥のスペインの風情が懐かしいのだろうか、歌詞からは何となくそう感じるだけで何故ボレロか分からない。

服部良一作曲の懐かしのボレロで思い出した南のバラは、米山正夫作曲であるが二つともよく似た曲風で軽快なワルツ調に聞こえた。かく云う私はコロナ前、80近くになって始めて私にリズム体感がないことを知ったことが有ったのでので、おまかせするが、1曲目のボレロは 2曲目のスペインの国という事で二つが繫がることに妙に感心した。
タタタタンのリズムを書き写したことが今日の収穫である。
画像はNHK交響楽団だが映りが少し劣るので少しいい方のBBCの音源をアップした。

ボレロwikiによると以下の通り、スペインゆかりのリズム舞曲とある。

原義 Boleroとはスペインで18世紀末ころにセギディーリャの一種として作り出された3/4拍子を特徴とする舞曲である。