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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

ジャカルタ大気汚染よりロシアの戦塵の悪

korehanani kokoha doko, apa ?dimana?

 

2日、今日のジャカルタ大気の質が世界一汚染と言うアラートが入った。

 

それはIQAirのサイトで世界の都市の大気汚染度ランキングでなんとジャカルタが汚染度1位になったと言うものだ。次いで悪い都市はKuwaitとDubaiである。

 

ジャカルタの交通システムJakringkoについてはこのブログでも2回も取り上げ、交通渋滞も解消したかの印象がある小生にとっては大気汚染世界一と言うことはなんとしても信じ難く、調べて見ることにした。

 

結論は数字は色々あったり、刻々変動もあるので、気になる方は該当サイトで毎日チェックしてみると良いということだ。

これだとツレナイ答えとなるので、補足すると、大気汚染は、

➀ PM2.5、PM10、② オゾン(O3)、

③ 一酸化炭素(CO)及び➃ 二酸化硫黄(SO2)の4種類の物質の量によって汚染度が測定される。測定の公式は置いて置くとしても、中でも代表となるのはPM 2,5と言う Particulate Matterである。

この測定結果の汚染度は数字で表される。以下の幅で危険状況を示している。
301
 ポイント以上  : 危険状態

201-300 ポイント:健康に非常に有害

151- 200 ポイント:健康に有害

101-150 ポイント:敏感な人の健康に有害

51-100 ポイント :普通

50ポイント以下   :良い

 PM2.5のみの評価ポイントもあり、また年度平均値とか、都市別の他、国別などもある。

 

人が住んでいる以上汚染は不可避であるが健康に有害とか危険な場所に住めるわけはないので、理論上の数値とか瞬間的数値となると思う。

上記の報道ではジャカルタの数字は165 であったので健康に有害の範疇である。

 

6月17日にもIQ Air Ranks Jakarta Air Quality the Worst in the Worldとして160ポイントであった別のニュースもあった。市ではマスクの着用、窓の閉鎖、戸外活動自粛を勧告している。その前日の15日は188もあり、スモッグが高層ビルに渦巻いたそうだから嘆いた人もいたことだろう。コロナからノーマルな生活に戻り、レバラン・夏休みの活動期に入ったことが原因だろうか

 

大気汚染の測定ソフトは米国のIQAirによるものでジャカルタでは森林環境省気象庁、米国大使館など個人を含む16ステーションに設置されている。他にジャカルタとしても市独自のソフトJAKIがあり、それによると更に市区別にも測定されている。

 

上記報道には世界の数値ランキングはない。今サイトで探しても最早その数字は過去のものとなっているようだ。代わりに今日現在の数字はとれるが今日の数値ではデリーがトップで189ポイント、ついでヨハネス、ラホール、ジャカルタ165、リアド、テヘラン、デュバイ、クウェイト、北京151、仁川129と続く、日本は大阪が54位で33ポイントである。尚ポイントとはオフィシアルには言わないかも知れない。念の為。

確かにジャカルタは未だ165ポイントである。しかしネットには色々あるのでジャカルタが53ポイントで普通とされたものもある。

PM2.5 のランキングで過去5年平均の国別もある。5年間のデータ故少し時期は問わなくともよいだろう。これは悪い方からのランクである。

1位ネパールの99、ついでカタール、サウジ、7位インド68、クエート59、15位中国51、トルコ ほくせん タイ、73位韓国25、ウクライナ、129位インドネシア16、ロシア15、160位ドイツ、日本12、イギリス11、182位アメリカ7、カナダ、フインランド、スエーデン後はベストグループ、アイスランドブルネイ、そしてベストの、189位 NZ 5.8

 

PM2.5とは微粒子の直径が2.5マイクロメートル(μm)以下のものではマイクロメーターとは100万分の1メートル(1mmの千分の1)と言う単位である。上記の係数はPMの年間平均濃度(μg/m3)あるそうな。

 

ゴビ砂漠のPMは日本海の海水で、洋上発電で落とせばよいが、ロシアの戦塵は大統領が死んだ後も雪辱には100年はかかるんではないか。