昨日厚労省は塩野義製薬の新型コロナ飲み薬の緊急承認を見送った。
小生、中身は一切理解しようとは思わない(出来ない)が、何故だろうか素朴に思う。その理由とその欠点があれば解決策或いは代案などを示して、国策薬品として世界に出してほしいものだ。
他の産業でもその印象があるが、厳格すぎる権威者に委縮する産業界のあれこれを思い出す。
少し論点が変わるが、医薬品ではいつだったか、武田製薬が何兆円も出して世界の医薬品業ランクを上げたが挙げるだけに何兆円も使った訳ではないだろうが、それも十数台で二つほどのアップに過ぎなかった記憶がある。
見聞きする我々もランクが気になるようになり、塩野義を調べるとネットの一般の世界ランクを云々するペイジには出てこない。
先ずはメガファーマ時価総額が10億ドル台の41社には第一三共、武田、アステラス.、エーザイの4社が入っているが塩野義は入ってない。中外や大塚・小野薬品さえも入ってない。
他に売上高をベースとした世界の製薬会社ランキングもあるがこれには20位程度までしか入手出来てないが、この場合は武田・アステラス・大塚の3社が入っている。
入っているのは入っているが何れも中位或いは下位になるし正誤を云々しても始まらないので会社四季報で個別会社を拾って日本企業だけのランクを作って見よう。
7月21日のデータである。時価総額は億円、売上高は1ビリオン(10億)円
時価総額ランキング 世界順位 売上高ランキング 世界
第一三共 69,840 18 武田 3,569 11
武田薬品 63,670 21 大塚 1,498 20
中外製薬 62,763 -- アステラス 1,296 22
アステラス 39,195 27 第一三共 1,044
大塚製薬 27,618 中外 999
塩野義 21,539 エーザイ 756
小野薬品 20101 塩野義 335
エーザイ 18,734 29 小野 361
まだまだ続く。誰がどうだと言うつもりはないが数は多いな