今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

インドネシアでの外資製薬メーカー



日本の製薬産業も世界のメガファーマが多く進出しよく言えば貢献しているようだ。インドネシアも同じことが言えるかも知れないが、それが組織立っていると言える。その組織はIPMG(International Pharmaceuticals Manufacturer Group)と言うもので国際機関と見間違うが、インドネシアに進出している中の24社が結集し、インドネシアにおける効果的で統合された医療システムの進歩を推進する上で、R&Dベースの製薬メーカーの役割を認識し貢献すると言う使命感溢れる業界団体である。会員のロゴは読めないだろうからここに書くとRoche、Merck、Sanofi、Novatis、Takeda、Phizer、Abbott、MSD、GSK、NovoNordisk、Bayer、Boehringer Ingelheim、Astra Zeneka、Mundi Pharma、APL Zuerich Pharma、ASTELLA、Johnsonx2、Munarini(伊)Server、三菱田辺、エーザイ、大塚、明治、と日系が6社ほどもある。

ローカルの業者団体はGP Farmasiと言う1969年に設立の別のものがある。

日本にも同じようなものがあるかと言うと外資のみのものはない。JPMAと似た名前の団体は“医薬産業政策研究所”でありICMCと言う会社は 医薬品会社情報・リクルート会社である。少し古いがICMCの資料に日本の国内製薬会社のランキングがありこのなかのBig20社中10社が外資となるが、そのシェアーは40%である。

インドネシア外資のシェアーは30%とより低い。インドネシア外資薬品会社への規制(現地生産条件など)が働いているからであろうか。