今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

Mari Pangestuに祝福を


バリトーの低地の緑地公園整備に現地を訪れたマリーパンゲストゥは当時華僑系の女性で国家大臣のいくつものを連投していた大者である。インドネシアの女性の地位が低いと世間は評価しているが、女の進出を抑えようとするインドネシアの男はいない。

彼女は中国の馮山を出身とする華人3世になろうか、兄弟のPingkiたちと先祖たちが転々とした中部ジャワの旅をやっていた。彼らの先祖は1830年頃にジャワ島に来たと推定されている。
彼女、馮慧蘭: Féng Huìlánは1956年10月ジャカルタ生まれ、Australian National Universityで学士、University of California at Davisで経済博士を得ている。

csis 2009


日本社会と知られるようになったのは、CSISで働いていた(1986年来)頃からだろうか

閣僚になったのは最初2004年、貿易(商業)大臣を2011年迄やり、2008年に中小企業・組合大臣を兼務、最後が2014年迄の観光・創造経済大臣であった。全てSBY大統領の治世である。
当時より観光にスポーツや中国人の旅行着目し、又国内消費より輸出促進を重視する創造性のある思想に高く評価されていたようでそれが、現在の2020よりの世銀専務理事に繋がっていると言えようか。
インドネシアでのMost Powerful Womanの一人である。Pangestuとは祝福とかの意味があるそうだ