今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

アリシャバナ家、帆を挙げてのパワフル女性達

 

 

一寸前になるがインドネシアソブリン・ウェルス・ファンドについて書いた時(528)、その機関の長はスリ・ムリヤニ財務大臣であるが、他の役員に多くの専門家を集めた組織づくりにしていると言う中に、又アリシャバナという名前に出会った。Marita Alisjahbanaである。ソブリンファンドでは、Risk 担当である。彼女は2015年Citibankで役員、 ITB, California卒である。

このアリシャバナと言う名前は特異であるのでインドネシアの大文豪のスタン・シャフリル・アリシャバナの関連の人と見受けられた。この文豪の一族については一度ブログにしており、その中にはこの名前を漏らしたようで、真少し整理補充してみよう。

 

Sutan Takdir Alisjahbanaについては2009年12月 4日に「スタン・タクディル・アリシャバナの一生」を、又2012年3月 9日 「アリシャバナの係累」などを記述している。

タクディル・アリシャバナは配偶者に先立たれた関係で3人の妻がいて、

  1. 最初の奥さんの子供にSamiati Alisjahbana、Iskandar AlisjahbanaとSofyan Alisjahbana各氏(以降敬称略)がいる。Sofyan氏の奥様がPia Alisjahbanaで、夫婦他とFeminaを創刊した。 Iskandar AlisjahbanaはITBの学長となったがmertua(?)のAlmida Alisjahbanaはユドヨノ時代の国務大臣(バペナス)であった。

 

  1. 2番目の奥さんの子供に Mirta Alisjahbanaと Sri Artaria Alisjahbanaがいる。現在フェミナはMirtaの姪のSvida Alisjahbanaが引き継いでいる

 

  1. 最後の奥さんの娘さんにはTamalia Alisjahbana、Marita Alisjahbana、 Marga Alisjahbana、Mario Alisjahbanaの合計4人 がおり、Tamaria AlisjahbanaさんはKotaのArsip Negara古文書館長であられたときお会いできたが、次妹のMarita Alisjahbanaが冒頭の職にいることになる。

 

PiaCSISのAdvisorでもあったがここに記載した方々はインドネシアパワフル女性に何人も連なっている。

ポスターはexblog ガドガドより借用、一部編集した。