今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

TaspenがArthalokaの頃

 

Sudirman 通りの1975年頃の写真があった。中心に建つのはWTCである。今はWisma Metropolitan Iと言うのだと思うが、広い敷地を確保しゆったり駐車場に利用している。正面のSudirman通りの上りは、まず当時Probosutedjoが持っていたビルだったと思う。小生は80年代ここに事務所があった頃、エアコンもなくここで奮闘したものだ。裏側に車の整備工場があった。 Purobo さんと言えばスハルトの義弟とか言われていたので学者の傍ら実業に精出していたようだ。

この写真の真ん中の茶系のビルはサヒッド・ホテルである。 ギトサルジョノ氏がKadin会長にもなった力のもとである。

その向こうに立つのは現在のTaspenビルであろう。ビルの模様から推定すると昔はArthalokaという名前だったが、ここも何故かProbosutedjoの勢力が浸透しひと悶着あった所だ。 

いつだったかこの土地に入った記憶があるが広い林のなかのゆったりした駐車場だったようだ。

ArthalokaはTaspenの子会社であるが、Taspenが業務を委託したMREとの間で違反があったとして裁判を起こし一旦勝訴したがその後一部敗訴とか再勝訴を重ねて、更にMREを受けたProbosetedjoとも敗訴し勝訴したような裁判沙汰が続いていたが、

結局はTaspenと言う国営が勝ち残ったのだろう。

 

隣はPrince Center という映画館で地下だったか日本料理酒場が有ったような記憶があるが、それがKyoei-Princeとして建て替えられ、現在のKEIAIである。

この写真ではも少し賑やかなThamrin側はかすんで見えない。

小生が撮ったArthaloka の写真はこの程度しかない。2007年のものである。

 

Taspen と Proboのビル明け渡し騒動のニュースも出て来た。

Ratusan Pegawai Taspen Tolak Eksekusi Gedung Arthaloka

Dalam keputusan pengadilan sebelumnya, PT Taspen dinyatakan menang atas sengketa tersebut.Namun, adik mantan presiden Soeharto itu tidak puas dengan keputusan pengadilan sehingga mengajukan banding. Dalam keputusan banding beberapa waktu lalu, Probosutedjo memenangkan sengketa tersebut sehingga dilakukan eksekusi