今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

古き良きクレディ・リオネのCAPITAL




Bank Capital Indonesiaという銀行は銀行名では、外資の銀行かと思うがcapital銀行と言うような外国銀行は知らないので調べると、やはり最初は外資だったようだが、その名前を生まれた時代を知っている世代は江戸時代になる。その銀行の名前はThe Crédit Lyonnaisである。 

1863年リヨン設立され、1882年にパリに移転した。20世紀初頭には、総資産で世界最大の銀行だったそうだ。2003年にかつてのライバルであるクレディ・アグリコルに吸収され、幕を下ろしていくわけだが、オランダの銀行支配下インドネシアでは、スハルトの金融規制緩和の1989年に間に合い、PT Bank Credit Lyonnais Indonesiaを嘗てのSinar MasのBIIと設立、その後Danny Nugrohoが会長となっている。株主構成は一般株主が61.8%もいる中でDanny Nugroho側の株が28.7%でSinar Masが9.5%を保有し、Sinar Mas Bank経験役員を2~3人派遣している状況である。銀行の方針はリテール銀行+デジタルバンクである。

このブログはクレディ・リオネの本社ビルとか世界各地に残した、例えばルーブル宮殿をモデルにしたパリ本店ビルを賞賛してのブログである。

現在のジャカルタの本店はジャムソステック・タワーである。