マランのサッカー場の悲劇のあと、どのようなスタジアムだったのか先日、GoogleMapをアップして見たが、大きさは30,000人収容の大規模なものであった。設備よりマナーや警察の人道無視のひどさが問題だったのだろうかと思うが、それならあのアンチョールの新スタジアムが気になった。
私には確か6月頃のジャカルタ・フェアー時、バスウェダン州長がこけら落としをした様に思ったが、そのブログはアンチョールのフォーミュラEサーキットで別のものだったが、Grand Openingは確かに7月22日に終わっている。
ここはジャカルタのサッカーチームPersija Jakarta の本拠地となるがグランドオープニングではPersija Jakarta が試合を行なっている。
このチームは90年代まではMentengの公園に小さなスタヂアムを持っていたが、ここが緑地公園の計画になるに従い、レバク・ブルースに移ったが、其処が地下鉄のターミナルになった後、ブンカルノを仮住まいにしていたようだ。
本当は4月にソフトオープンしているので、2年半でこの巨大スタジアムは完成したことになる。巨大と言うのは82,000人収容であるので日本のオリンピックスタヂアムより15,000人程も多いことになる。15,000人収容規模はSankyo Frontier Kashiwa Stadiumに匹敵する。
東京と比べたが、むしろアジアNO.1というべきか、特に屋根付きのretractable roof stadiumとしては、テキサスに次ぐ世界2番らしい。名称をバスウェダンでなく、Jakarta International Stadiumとなったが住所は、小生的にはアンチョールだが、正式にはTanjung Priokになるらしい。ニックネームが欲しい所だ。
私がアンチョールでウロウロした時はアンチョールの奥のジムバランの広場にも運動空き地が有ったり、そこから高速の南側に聞きなれた不思議な名前のBMWスタジアムもあった。BMWとはBersih, Manusiawi dan Berwibawa(清潔で人道的で権威がある)と言う意味らしい。
所が、ここはその後FIFAの検査で国際サッカー場としてはスタンダードに達してないことが解かったそうでPersijaチームは今、本拠地をボゴールなどに移しているそうだ。
技術的な所は知らないが、西側のコンコースの下の境界フェンスやグランドスタンドの周或いはアクセスや駐車場の問題でもあるようだ。このスタジアムは競技用トラックはない事の方が私には引っかかる。
この地区には多くの住民が立ち退きに追い込まれたようだが近くの大きな沼地を生かした水上モスクやウォーターツーリズムの経済自立を図っているそうだがどうなっているか
BMWの名前を捨てないで、生かしてほしいものだ。