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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

Red Topは弁護士がオーナー?

Hotel REDTOP のオーナーはPT Sanggraha Dhikaであるが、この会社は2002年に1990年設立の投資会社PT Arthavest Tbkが買収している。このPT Sanggraha Dhikaの役員を見ると社長はHardyto Murni だが聞いたこともないしHendra Hartono Irswanto Ongkoと奇妙なOngkoがちらちら見えるのに、Ongkoグループの Kaharudin Ongkoの次世代のIrjanto Ongkoとも綴りが違うし、それよりKAHARUDINは金融危機時の債務返済を逃げていたり、日本のJAICに身売りした話などが飛び交っているのでOngkoはもうないものと諦めた。

このホテルはジャカルタ・Pecenongan で1995年オープンした17階建て、395室のホテルでOngkoのIndosiar Djayaが開発したそうだ。そこまでさかのぼるのはやめた。

 

先は暗いがそれならと現在のPT Arthavest Tbkの株主を見るとLucas SH CNと妙な名前である。Lucas SH and Partnersに違いないが、相手が弁護士なら追い込みもここ迄と諦めるしかないかもしれない。弁護士の名前を借りているとしか見えないが、そうせざるを得ないのはだれだろうか。

役員筋から探りを入れても、監査役会長のHenry Fitriansyah Jusuf や 社長のYeremy Vincentius、それに先代役員まで探っても皆金融専門家のようだからオーナーを推定できるデータもない。

しかし素直に理解してこの弁護士自身が保有しているとすればどうだろうか。

この弁護士はインドネシアで5つの大手弁護士事務所で、ある雑誌で表彰を受けたりしているが、見た所KPKがらみの事件を弁護する仕事が多いようだ。という事は周りはお金で囲まれていることになる。

検索するとずばりのものには行き当らないが、関連ニュースにはPapa Minta Saham事件、E-KTP事件、Bank Century 事件、Samporna案件、Meikarta案件などと云うのが、幻惑するようにみえる。もう終わった案件だろうが 話題・題材としてはおもしろそうだ。

KPKの隣のビルだったか、別の大手の弁護士事務所があったが、彼らはSudirman Centerである。