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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

Adyatma保健省ビルと博物館

gedung Dr. Adyatma 2013



保健省の建物はラスナサイドにあり、ソニー税務コンサル事務所に行く時などよく通ったものだが、その建物にはニックネームがありgedung Dr.M.Adyatmaと言う事を知った。

Adyatmaと言うのは1990年代初めの保健大臣である事はよく知っている。時は将に1990年だったと思うがJJC日本人会の悲願20年のクリニックの設置を認めた時の大臣である。特に尽力されたのは時の日本大使、国廣大使と時の内務大臣スパルジョ・ルスタム中将であったのであろうが、晴れて許可を得てラスナサイドのメディカロカに日本人クラブ医療相談室を開所した。

保健省のビルは1987年建築で、A.B.Cブロックに分かれる8階建てビルであるが、飾り気のない当時としては近代的なビルであったが、何故この博士の大臣の名前がついたのかは調べていない。ただスラバヤにはこの名前が付いた博物館もあるのでJJC医療相談室以外の大きな事績が有るのであろう。

スラバヤはジュンバタン・メラの上流の中心地でMuseum Kesehatan Dr Adhyatma という1990年オープンである。こちらの建物は1953年築の当時のオランダが所有した病院を利用したものあった

展示の中心は1988年から1993年の保健大臣であったAdhyatma博士の活動写真や彼が獲得したメモや賞などで、その前後の保健省の事情も分かるようだが

小生にとっては古い建物が保存されているという事だけで十分である。