今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

美味かったAdem Sari

ひょんなことから懐かしいAdem Sariという名前に会った。写真から紙袋入りの粉末ジュースの素だったことを、かすかに思い出された。言わば冷たいサイダーだったと思うが、飲食費を節約する私にはぴったりだった。ネットを拾うとPowder Drink界の90%の市場シェアらしいが、一方の好敵手にはEnergy Drink のPocari SweatPepsiの Gatorade、Gatoradeも一時美味しく飲んだものだ。

 

製造会社はEnesisで未だ上場していないので、データはそろわないが、創業は1988年、Purogadungで、その頃は蚊取りの殺虫剤mosquito repellent lotionで始め、Adem Sariは1994年からで、その後Ready to DrinkのAdem Sari Ching kuとか飲料・食品サプリグループの多角化(herbal extracts (chrysanthemum, wheat grass, mesona),とjuice (lemon, lime, apple)や honeyやhigh Vitaminを加え、ブランドもVegeta、Proman、Coolant、Tesona、Scrubber、Air Sejuk、 Amunizerがあり、一方当初の蚊駆除剤Sari PuspaはSoffellと改称し更に家庭用クリーニングや個人ケアーなどの日用品グループ(FMCG:Fast Moving Consummer Goods)ブランドで言えば Kisprey、Antis、 Force Magic、 Plossa Press、Soothe Aromaticsがある。

 

Ademとは辞書には無いが冷たいクールな意味があり、Sariは花粉とか或いはインドの衣服で女性名に多い。

創業者は飲料水のブランドに使ったChinさんという事はわかったが、SWAの選定した表彰式にも或いは レバラン帰省ラッシュに際して社会貢献したPoskoの視察に来たウノ観光大臣の応対にも、会社のトップの名前は出てこなかったが、何とかGBGの有料サイトとで社長名はBambang Soendoroと解った。彼は優秀CEOで表彰されたことがあり、Republikaの2014年のインタビュー記事の中の紹介では、ITB卒でSalimグループや多国籍企業で働いた経験があり当時49歳であった。