今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

レバナ地方のCirebon Station

St. Cirebon 1911 Google


インドネシアの駅舎は多くがオランダ時代に建設され今日まで保存されているものが多い。誰もが知っているジャカルタはコタ駅からバンドン、スラバヤ、ボゴール、スマランは訪れるチャンスはあったが近くでは訪れることは出来なかったCirebonもそうである。   

 

写真で眺めると多分に百年になろうとする昔に、かくも壮大な、駅に仕立てていた時代風景を思い浮かべている。

 

車でcikanpekから北海岸の方にはいった事はないので土地勘がない。何となくIndramayuの方に行って下る感じでいたが、今はとっくにCikampekから高速(Cikopo-Palimana)が延びておりPalimananから直ぐCirebonだ。Jakartaから219㎞だ。

 

Bandungから国道5号線で北上してPalimananに出てくる方法もあろう。それはBandungの新飛行場なのか第2飛行場にあたるKertajati飛行場がオープンしたから思い付いたが、この飛行場はBandungとのアクセスはむりかもしれない。むしろCirebon とのアクセスは良い。

 

Indramayuと言ったがその国道1号線はエレタン湾のPatimban新港やプルタミナのBalongan製油所に行く道でビジネス的である。

このPatimbangとKertajatiとCirebonを結ぶ三角地帯を経済特区

https://nishimikyohei.hatenablog.com/archive/2019/06/02

):としてぶち上げたのが大統領候補であるリドワン西ジャワ州知事である。(スイスで子供さんを亡くしたので辞退してるかもしれないが)

 

このParimananで高速を降り、真っすぐ市のセンターに向かうとSiliwangi通りに出るがそこからすぐにこのCirebon駅がある。Cirebon には二つの駅があり、こちらはCirebon Kejaksanであり南にあるのがCirebon Prujakanである。

どちらも地図を見ると繁華街のようだがKejaksanの近くにAlun alunがあり、南のPrujakanの方は三つ程もクラトンがある。そういえばCirebonはワリソンゴのスルタン都市でありそれに関わる歴史は豊富で又にしなければならない。

 

Kejaksan駅は1912年、建築で設計は有名なP.A.J.Mooen(1879 ~ 1955)で当時流行のアートデコつくりで、対称的なファサード や.縦横両方のストラップなどが特徴である。

彼はジャカルタで言えば、ジュアンダのNillmijや メンテンの Kunstkringを設計したオランダ時代の大設計家である。

下はwikimapia Jie73より借用したCirebon駅遠景