シンガポールのProperty Guruという団体がアジアの不動産業の発展のため毎年、色々な観点から表彰制度を運営して来た。設立は2007年である。これには予選でもある国別の表彰制度があるが、インドネシア2021年版を別紙に一覧表にしてみた。不動産の種別、ロケーション別、或いは個別物件が対象の物を含め、53種類ほどもある。デベロッパーとしての表彰は下記8種別の10企業が選ばれている。
1 Best Developer : Sinar Mas Land
2 Best Commercial Developer : Agung Sedayu Group
3 Best Mixed Use Developer : PT Metropolitan Kentjana
4 Best Lifestyle Developer : Astra Land Indon
5 Best Innovative Developer : PT Triniti Land Tbk
6 Best Sustainable Developer : PT Intiland Development
7 Best Sustainable Developer 2: PT AKR Land Development
8 Best Boutique Developer: Farpoint
9 Best Breakthrough Developer PT Adhi Commuter Properti
10 Best Breakthrough Developer 2 PT Puri Global Saukses
この中で10番目の企業は初めて聞く名前である。ただ会社は最近上場を果たしているので概要は明らかであるものの主たる活動はバタムであるのでうなずけるものはない。既にバタムでモンデベイレジデンス、モンデジャンクション、モンデベイショップハウスなど6ケ所ほどの開発事業があるが開発中はThe Monde Cityという名前のコンドの開発である。社長はEko Saputro Wijaya でTanjung Pinang生まれのシンガポールのポリテク卒の35歳と若い。2世で、親族関係者で経営を固めている。
あと一つ新データ(新デベロッパ―)を探してThe Sanctuary Collectionを見て見ることにする。この物件はHigh End Housing とかBest Housing ArchitectとかBest Housing Developmentと三つも受賞しており、DeveloperとしてPerennial Holdings, PT Cipta Harmoni Lestari & Qingjian Realty の合弁となっている。PerennialはWilmar Internationalの子会社だが、シンガポールが本社のようだからエクゼクティブ訪問は遠慮したものの物件はボゴールでの開発案件であった。
甲乙つけがたいとして2番目に名前があるThe Zora -Kiyomi by PT BSD Diamond Developmentは既にこのブログで取り上げ済の三菱商事とシナールマスの案件であった。
一覧表は添付できないようだから一部のscreen pasteとしよう。まだまだ多くの物件があるが、おいおい見て行くとする。