今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

浦島帰りの日本キャッシュレス

キャッシュレス決済は日本では普及率が世界的にも最低グループである。つまり現金払いが好きと言うことで武士は食わねど爪楊枝で現金を財布に持ってないことを恥としているのかなと思ってしまう。昔、いつもニコニコ現金払いとも言っていた。しかしもともとキャッスレスの定義は解かる様でむつかしいものがある。
小生は、最新・海外トレンドであるキャッシュレスと言えば。スマホ決済(=QRコード)とばかり思っていたら、この間、聞いて見ると単に現金を扱う必要のないものだとのことでがっかりした。それでは英語そのもののCashless(Non-Cash、Except Cash)であってCredit Cardが一番に来る。
なんだCredit Cardなら、小生はもう50年もつかっている。 (使っていると言っても、飲み屋100%、大手電機・ファッション店100%・イオン・ウエルシアなど特定店100%、他はゼロ)
しかしCredit Cardは店の人が嫌な顔をされ、いつも少額でも“1回払いでいいですか”と聞かれる、いやな場面を思い出され、小生は不要なものまで買ってせめて2,000円になる様には、している。そういえば昔店頭で最低金額制限の張り紙があった。 その時はCredit Cardは店側が入金の時、チャージを取られるからなのだと理解を示すことが出来た。昔インドネシア消費者金融会社を興すときの勉強でお店のチャージは3%だったことを知ったが、最近日本は7%の事もあると又驚く。そこで、紛失時のリスク排除も兼ねて手持ちの一つの楽天カードデビットカードに変えて見た。キャッシュレスの手段として、
Debit Cardが2番目に上げられている。
そして使って見て驚いたが切り替え時、あれだけ何回も確かめたプリペイド性は嘘であること、つまりDebitといいながらVisaのマークがついており、アマゾンではCreditとして扱われたからだ。又ある店だとDebitなら残高があるか否かチェックするプロセスがあることから、たとえ本当のDebit CardであってもCashlessの時代にはマッチしていないと感じる。自転車屋でこのDebit Cardを使うとき、残高が不安になり、急ぎ補充に走った馬鹿正直さも思い出す。またDebit Cardでもお店の人には、Credit Cardと同じようにチャージがかかるようだから猶更だ。
そういえばもう一つの小生のキャッシュレスはスイカカードがあった。
イカカードはキャッシュレス3番手の電子カードの一つである。
イオンカードを作った時、偶然スイカとセットされたクレジットカードで、これがコンビニなどでも使えることを知ってはいても使うことは控えていた。と言うのもクレジットを使うのか、スイカを使うのか、だれが判定するのかという素朴な疑問があった事だ。昨日コンビニで使って見て解ったのはこちらで言葉で指定する必要があるようだ。この時もお店は残高を調べていたようだ。Debit Cardでも調べるプロセスと言ったが、本当は、残高が足りない場合即時に機械が判定するはずで、なければその場で買い物を拒絶されると言うことだろう。
小生のスイカは残高が少なくなれば自動補充するので本来残高は関係ないが、多分それはコンビニの買い物取引とは別取引でそれは改札機でないとできないかもしれない。
小生がセットしたスイカは少額で、とりあえずの3,000円にしたが、これを増やさねばならないが、スイカのホームペイジでは使用限度額が20,000円とあった。 これと自動補充額は自分でセットするわけだろうが自動補充も同日・同時点で複数回出来れば限度ナシのクレジットカードと同じになり、リスクも高くなる。すこし問題点を整理できれば大いに使用できるだろう。この電子カードグループには他にTカードやWaonなどもある。
4番目がスマホ決済というQRコードである。日本で言えばPayPayとか楽Payがある。
これは将来的には商品単位でオンライン的に買い物籠に入れて決済完了するものとイメージするが現在はお店でカードをかざす代わりにスマホをかざすだけのようで今後の発展を内蔵する。
このキャッシュレス取引の関係者は多く商店が直接関係する業者だけでもVisaとかみずほとかAEONとかカードそのものの会社とシステム関連の機器製造・レンタル・運営及びソフト使用許諾、並びに決済代行会社などがある。決済代行会社としては例えばカーがドグループとしてAiryPayとQRコードではGMOがあるようだ。彼らのチャージが3.24%であったり割引率であったり無料であったりする。
この無料と言うのが日本の曲者である。還元も同じく要はこれらの言葉で釣る訳で 今丁度別番組で松本が言う”あら稼ぎで”逃げる”と言うか商道の堕落と言うか、荒稼ぎでなくとも飛びついてくる日本の消費者向けの悪弊でその先輩は通信事業者ではないだろうか
昔、武士は食わねどの現金払い(実際の武士は借金漬け)が、田舎の男湯のキャッシュレス(誇示しあう)時代へは、すぐなるのであろう。瞬間割引やしぶしぶクーポンに振り廻わされない普通の単なる生活になりたいものだ。 還元策など韓国の真似は正道ではない。そして年配者に参加してもらうためには町のクリニックやファーマシーなど未参加決め込み組を絶やすのが行政・政治の優先ポイントであるべきだ。複雑さは何かの為の演出であったり手口である。
今日はここまでとしよう。何せ買い物をすることが殆どなくテストする材料に事欠いているので書いた内容で間違いも心配だからだ。

(追)2020年1月7日 :すいかの残高と利用明細はどうすれば見られるか調べるため、西船橋のグリーン窓口に行ってきた。少し尋ねると
係の美女が販売機の所まで20メートルも案内しやってくれたのがこの写真である。立派なものだ。アリバイ証明に使えるかもしれない。小生はどこでオートチャージされるか見ようとしたのであるが、これだとやはり残高が1,000円以下に590円になった所で次の改札でオートチャージされている。(都電は駄目か?)
添付のBig Cameraのクレジットカードのパンフには改札機を通るときと書かれている。
昨日は偶々ファミマで使って見たが小生のは、同じようなクレジットカード(EAON)であるが、いちいち財布から出す必要はなく店員にスマホを使うと申告し、相手がセットしたら財布をかざすだけで良かったが念のため、聞いて見ると、ファミマで買い物した時足らなくともそこでオートチャージできると答えられたがここブログに実際その旨書くとなると疑いたくなり、又実際やって見るしかなくなった

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すいか