Jawa House = Jogloと言えるような代表格であるJogloは「Tajug」と「Loro」の2つの単語を組み合わせたもので、2つのTajuqを組み合わせで、タジュグはピラミッドのような屋根の形ですと説明がある。TajugはJawa Houseの一形態にありこれはモスクに見られるもので屋根が尖塔に繋がってゆく形のようだ。Loroの二つと言うのは屋根が2層になるとかそれも重なるか斜面の傾きが異なる緩やかに2層をかたどるか或いは2棟に組合されるかだろう。だろうというのはJoglo の小分類の細目が13種類もあるので共通項的には全てを網羅してみる事が専門家では無いので一言では言えない。頂点を切り落とせば4角形となるし頂点を二つにすれば正面から見るとよく見るjogloの形ともなるのである。
小生が一口まとめた特徴:屋根は台形でピラミッドの形で緩やかな2層にそびえ立ち、その玄関テラスは広く、或いはプンドポと言われる別屋になっているとしている:を頭にそれを見てみよう。が
前回はJawa Houseのwikiの中でJogloの小分類は以下7分類だが、
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Joglo Lawakan:ジャワ語ではジョークの意味だが。。
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Joglo Sinom
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Joglo Jompongan;ジャワ語では家族の意味
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Joglo Pangrawit
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Joglo Mangkurat
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Joglo Hageng
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Joglo Semar Tinandhu
Jogloのwikiでは次の17分類となっっているが 此方の方には土地土地の特徴として土地名を付したものもある。
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Joglo ceblokan
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Joglo kepuhan limolasan
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Joglo lambangsari
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Joglo kepuhan lawakan
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Joglo kepuhan awitan
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Joglo wantah apitan
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Joglo Limasan Lawakan (atau “Joglo Lawakan”).
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Joglo Sinom (Sinom Apitan)
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Joglo Jompongan (Jompongan Pokok)
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Joglo Pangrawit
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Joglo Mangkurat
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Joglo Hageng
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Joglo Semar Tinandhu
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Joglo Jepara
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Joglo Kudus
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Joglo Pati
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Joglo Rembang
古いオリジナルンまま残っているjoglo Houseは少なくその中で、Kompas-GramediaがもつBentara Budaya Jakarta がKudusから移送されたものだそうで多分Joglo Houseである。
例の緩やかな広い屋根の家を両サイドから挟む切妻屋根の家が縦てに並ぶ形だ。両サイドである必要はないだろう。
次にクマンのJawa Houseを再度見よう。
3M とか出ないので衛星観測で はっきり見えないが正面のピラミッドは2頂点のもので左手に小型の同じ形式の簡素小型建物が2棟ほど連結しているようだ。右手にも小屋らしきものが建っている。
序に同じKemangの Jl. Kemang RayaにあるレストランPayonの裏庭の風景を挙げておく。
ジョクジャに飛んで地図から適当に見ると最初は1棟だけのものもある。 個人の住居だとするとこの中にテラスも居住場所も区割りされているのだろう。
他にMuseum Sonobudoyoである。
こちらは門があり入るとまずプンドポがあるが屋根は2層である。そして裏には新館の他多くの別棟がある。Museumだけに多くのて展示品がある。プンドポが2層なのは広いスペースを要する施設のエクステンションのためだろう。
ここから外に出ると正面の通りは遠くにクラトンに繋がっている明るい大通りで、こここそが色々な建物のMuseumだ。いつか世界の観光Objectになることだろう。
素人の建物の解説への挑戦はあきらめて、このJogloが持つジャワ人の生活哲学の素晴らしさを学んでみよう。
一般に Pendopo(プンドポ)とよばれる接客棟と Dalem(タルム)とよばれる居住棟が美しい中庭. を介して連なるのがジョグロの特徴で Pendopoは屋根と柱と床からなるオープンな建物で、その中央の4本の柱(ソコ・グル)で囲まれた方形の空間が、普通は儀礼の中心的な空間となる。プンドポはジャワ人の温かい歓迎の場所である。
魅力にひかれ過去にもつぎのようなブログにしていた。