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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

不可解350種のクスリ名は悪の温床

Nark-obat atau -o-bahan
インドネシアで最近ナルコバの種類などと言う法令を見掛けたが、Narkobaとは麻薬の事でnarkotika dan obat/bahan berbahaya の省略である。まだ拘束されている女優の報道でも色々麻薬の言葉が出てきて、少し勉強してみるかなと恐る恐る思っていたところである。
麻薬と言えば古老世代は中国の阿片窟を、或いは戦後のヒロポンなどを思い出す。麻薬に関する国連憲章は麻薬3章と言われ、Narcotic Drugs憲章、Psychotropic Substances憲章、及びその不正使用防止憲章である。つまり大括りで麻薬と向精神剤となる。どれがどれと言うのは次の機会としてこの中に入るクスリにはランダムに上げるとヘロイン、モルヒネ、コカイン、大麻マリファナLSD、MDMA、メタンフェタミン、脱法ドラック、中分類名の覚醒剤オピオイド、シンナーなど有機溶剤、通称としてのサブシャブ、エクスタシー等々、細かく言えば350種もあるという。アメリカとイギリスの法令名はControlled Substances ActとかMisuse of Drugs Act と言う通り、NarcotikとかOpiumという言葉は使われない。管理さるべきクスリなのである。従い医療分野の管理すべき薬品からは睡眠薬 (Hypnotic)、抗不安薬 (Anxiolytic)、抗精神病薬 (Antipsychotic)、気分安定薬 (Mood stabilizer)、精神刺激薬 (Stimulant)、麻酔薬 (anesthetic)、鎮痛薬(analgesic)もある。3憲章と350種とうまくつなぐリストにはお目に掛からなかった、と言うか、初めての名前の羅列ばかりである。麻薬犬Drug Dogも理解しているものだろうか  安部さんはギャンブルも反社感覚がなくなっている。