今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

口ずさむ戦前戦後の歌の流れに

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了聞CMより
今、日本のTVコマーシャルで懐かしいメロディの優しい声が聞こえてくる。コマーシャルには夫婦の語らいがあった。男役は上原謙だったか、歌は“星影の小径”で声はちあきなおみに尽きよう。戦後やっと平穏を取り戻しつつあった頃だったか、その後このジャンルの歌を次々と歌っていた高校時代があった。今思い出そうとしても多すぎて混乱してしまう。又思い出しながらいつでも口ずさむ事ができるよう記録にした。 小畑実から戦前の灰田勝彦に飛び、同じような題詞の連想からは女性陣の歌に入ったが女性の歌はあの頃の宿命みたいな悲しさを秘めている。今日の日本は多くの女性の悲しみを振り捨てて来たのだろう。それでは; ♪星影の小径:小畑実(静かに静かに・・)S25 ♪そよ風のビギン:小畑実(そよ風が甘い香り・・)S29 ♪鈴懸の径:灰田勝彦(友と語らん・・)S17 ♪燦めく星座:灰田勝彦(男純情の・・):S15 ♪森の小径:灰田勝彦(ホロホロとこぼれる・・)S15 ♪白樺の小径:淡谷のり子(白樺のこの径は・・):S26 ♪マロニエの木陰:松島詩子(空は暮れて丘の果に・・)S12 ♪小雨降る径:金子由香里(静かな雨・・)原曲は戦前の独仏 ♪小雨の丘:小夜福子(雨が静かに降る・・)S21 ♪並木の雨:松原操(並木の径に雨が降る・・)S9 しかしこの後はフォークの時代から、何を挙げていいやら迷う多彩な時代となる。 思わず漏れた1曲を追加する。 ♪黄昏のビギン:水原弘(雨に濡れてた黄昏の街)S34 そして今スマホ片手に口ずさんでみても、この2年で声も出なくなっていた。 コロナの為店仕舞いとなった新橋のお店を偲んで・・この文章となった。 (CMは了聞、男優は草刈正雄でした) 追加;5月12日 昭和も30年過ぎるとこういうものもあったのか ♪山陰の道:若原一郎:S31 白樺そよぐ ♪丘に登りて:若原一郎:S32  丘に登りて黄昏の ♪ ジャンルもアヤフヤになってくるといくらでもありそうだ。