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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

チリンチンとチリリタン

Pasar Grosir Cililitan PGC

同じ様な名前で何年ジャカルタに住んでも混乱するが、その上にチリンチンには隣にチャクン、チリリタンにはチャワンと言う要地があり組み合されてチャチンはあるがチャタンはない。

チリンチンはタンジュンプリオクの東の区域でマルンダという大きな地域を包含しているがチリリタンはカリバタとハリム空港が挟む中間地に位置するが、現代では郡や町名の他には、別にここを指し示す地名はない。その行政地名で説明すると;

 

チリンチンは北ジャカルタ市の郡(Kec)名で町(kel)名でもある。MarundaはKec.Cilincingに属する、Semper,Rorotanなどと同じ一つのKelである。接する隣の郡名はTanjung Priok、Cakung、Bekasi(Tarumajaya)などである。 しかしCakungはが東ジャカルタに属しており、TarumajayaにはMarundaを冠した物件が多くある。

 

チリリタンは東ジャカルタ市のKramat Jati郡の中のkel名で仲間のKelにKramat Jatiそのものもあり、その他Batu Amper やBala KambangなどのCondet/Betawiの中心地やCawangもその一つである。

 

なるほど混乱する要素が沢山ある。 Kec.Kramat Jati自体がなじみがなかったがので、こちらの隣のKec名を調べると:

 
Sebelah Utara: Kecamatan Jatinegara

Sebelah Selatan: Kecamatan Ciracas dan Kecamatan Pasar Rebo

Sebelah Timur: Kecamatan Makasar

Sebelah Barat: Kecamatan Pasar Minggu dan Kecamatan Pancoran

とある。

Cililitanの語源は特になかったが西にCiliung川と東のPinang川の間の地区で元Cawangから南部が独立したようである。

猶地図を見ながら驚いた事は近くを通る高速の名前にTol Cililitan 2と言うのがあったことである。ここは大昔からTol JagorawiとかTol Wiyoto Wiyonoで確立していたはずである。

CililitanのWikipediaの画像は、冒頭のこのPGCであった。