今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

見直す、チレボンも行楽地

Cirebon はつい最近、駅舎を訪ねて来たわけだが、偶々、BIのルーツJavaschebankの現存建物を訪ねていたら、このCirebonにも由緒ある建物があるとの文献に当った。

Javaschebank Cirebon BI

早速google Mapで調べると、前回の南駅舎の海側になるJl. Yos Sudarsoにあり、昔から賑わった通りで古い建物も残っているが現在でも主要道路になっているそうである。

 

Yos Sudarso通りはPasketan 通りのサークルを南に下る通りでGoogleで訪ねると広い前庭に面した広い建物と、右には奥に長くドームを持つ建物が合体したものであった。 

多分広い方が中央銀行BIの支店で営業しているので、Googleも単にBIとして表示している。

建築設計家は、ここもCuyers & Hulswit1919年である。Cirebon支店は、1番目Semarang2Surabaya、後PadangMakassarに次ぐ5番目の支店だそうだが何故バンドンやジョグジャが後になるのかは後で確認しよう。且つJavaschebank支店開設年と現存建物の建設年は異なる事が多いので、注意が必要である。

BAT Tabacco, Cirebon

Pasketan 通りには、オランダ植民地風建物に対抗する堂々たるBritish American Tabacoの大工場施設がある。 そこのサークルを越えて海側に抜けるとCirebon Waterland Ade Irma Suryani がある。

Cirebon Waterland

ここは海洋ウオーターパークの遊園施設と洋上に配置したコテージ群の宿泊施設があり、レストラン施設に“Tomodachi” というのが読めたが、多分ジャカルタにもあるので、その支店かも知れない。

チレボンはイスラム色が強い街と思っていたが、このスダルソ通りを含む市の中心にはキリスト教の教会が16ケ所もあるようで、ホテルも60ケ所はGoogleMapで数えることができたのでジャカルタ・ベカシ・カラワン地区居住の日本人にも格好の行楽地になっているのかも知れない。

 

追記:今一寸見るとBatavia の本店設置は1828年、現存の建物は1907建設、スマラン支店は1829年開店、現存建物の建設年は1910年、スラバや支店は建設年 1912年、バンドン支店建設年1917年、チレボン建築年1919年である。