今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

バリで転地療養も可能

NNAが先週、 バリの新経済特区、雇用創出10万人と言う見出しのニュースを掲げていた。

バリは、つい先月、Sanurが経済経済特区KEK)になったばかりであるので、さらに新しいKEKの発足に少し不審に思い場所を確認したら、こちらの新KEKはSerangan島であるが、島と言うより半島のようで、既に空港道路で接続され、SanurやBenoaの湾に抱かれた直径4㎞程度の島で、ヌグラライ空港からは、Sanur などより、より近い距離、2㎞程度にあるものだ。よくこんなに近い所に手つかずともいえる空所が有ったものだと思う。

このクラク経済特区と名付けられた区域は498haである。投資目標額は 104 兆、雇用創出人数は約 10 万人と巨大であるが、どうも目標年次は2052年となっており、こんな先の目標設定には何らかの理由があるのであろう。ただここは先に出来たSanurのKEKを補完するという事の様である。

Opening Celemony Sanur Hospital


そしてSanur自体は、誰もが知っている観光の中心地であり、何を今頃と不審に思ったが、よく見ると、中身は医療と観光関連のKEKであり、面積は42Ha のみであるが、オープニングの時、MegaやPuanを連れた(招待した?)Tohir大臣は、内80%は緑地で、現在インドネシアから、年間2百万のインドネシア人がシンガポールに医療に出かけるがこれを国内に向けると共に逆に海外から観光を兼ねた医療目的の外国人を呼び込むことを狙っていると説明していた。

成程と思うが、重要なことは医療水準が一番である。大昔は我々はシンガポールのMt.エリザベス病院で健康検診に出掛けたが、90年代以降は一時帰国の東京だった。現在はもう健康検診程度はJKTになっていると思われる。

 

私事になるが、もう東京へすら、外出が問題になってしまった私には、ジャカルタへの観光休暇もあり得ぬが、バリが目指す医療KEKがあるのなら、取りうる唯一の訪イのチャンスは転地療養となろうが、少し考えよう。