今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

アサハン・アルミ INALUM と MIND-IDとの関係

日イ共同事業であるアサハン・アルミ精錬と大水力発電を行うInalumが鉱業持株会社となったと言うブログを、感激の中書いたが、AntamやTINSなど大手資源優良会社を配下に置くと言う法形式に明確な記述がなかった。

つまり直接子会社とする(株式又は持分の所有によるグループ全体の事業活動の支配・管理する一般的持分会社方式)なのか、持ち株を持たないで経営管理指導する経営親会社なの不明であり、会社名が二つあるまま(MINDとINALUM)ではInalumが鉱業ホールディングスとはいいがたく、気になっていたのであるが、アルミ精錬工場などはInalumに置いといて組織人員などの一部を受け継ぎMINDを設立しここを持ち株会社とする形式となろうがその途上においてInalumがANTAMやTINSなどを子会社化し、経営親会社であったMINDが、途中から実際出資し持ち株会社になることもあろう。

次のニュースを読むとその様なことが推察できる。ニュースは

「MIND IDはPT Indonesia Asahan Aluminium (Persero)又はInalumを入れ替え、今、PT Timah Tbk (TINS)の65%株の支配株主となる。」

というもので同じようなニュースはINCO(現Vale)についてもある。

図式すると

ニュース以前:経営親会社MIND:配下に持株会社INALUMとINALUMの子会社:ANTAM、TINS、INCO 等々

ニュースの後:持株会社MIND:子会社として TINS、INCO、もしかして持株会社INALUMとINALUMの子会社ANTAM(22年9月現在)

TINSの子会社Indometal(London)もMINDに移ったのであろう。

この図では持ち株会社が二つある事になるが、多くの大規模優良メンバーがあるクラスターで、たった一つの持株会社化とするのは難しい面があり、クラスターの下で二つのセクター持株会社がある姿もあるだろう。

まあ一歩一歩状況を見ながら段階を踏むことだ。 そういう事で国営企業省はおお忙しでサイトをアップデートも出来てなく二つできたりNot Foundでblockしたりなので様子を見るしかないようだ。 下はBUMNサイトの別サイトから。Krakatauは製造業クラスターの筈だが。

 

追記:ホールデイングスとは持ち株会社で配下企業に出資し子会社等にする方式が一般的でよくTVなどで聞く飯田ホールデイングス(ブログ済)やファストリテーリングがあるか、上記で言う経営親会社方式とはここだけの用語で余り実際例は持ってない。創業者家とかXX曜会とか言うのが想像される。