2023-04-19 何処に行ったか ガルーダ航空 昔ジャカルタに隔月訪問していたころは、その一時期Goldメンバーを得たので、ガルーダを利用していたが、その後はANAの料金の方が安くなった(?)ので切り替えた時代があってその後、COVIDに突入したので飛行機会社も我々も無茶苦茶な目にあった。 COVIDが去って見ると、豈に諮らんや多くの企業がコロナの時代を生き抜いただけでなく高額配当、給与引き上げも出来ることに安堵したが、ここで JAL/ANAは景気がよさそうだがGarudaは相当な痛手を負っているようだ。 この間の差は推定するに、日本は縮小合理化と、国内旅客集客で採算確保したことにあろうか。 日イの国際線では、私は誰よりGarudaファンであるので、国際線は両国間で公平な便数配備が有ってしかるべきだと思うものの、その様なルールはなく、結局は、国民の財布、好みが決めるものとすればお客はANA/JALに取られGaruda だけが、より痛めつけられことになったのだと言うことになる。バリ線だけはインドネシア側の権益で宝であったが、COVIDでは尚更の激痛となる。 フライトの維持力の実際のニュースからその差を断片的に拾うと 2022/9/12 :ガルーダ、バリ~成田再開へ、週 3 便。 後に1便はMenado経由 2022/9/12 :ガルーダ、ジャカルタ~羽田直行、再開?週3便 2022/3/14 :ANA、成田~ジャカルタ便、週7便運航へ増便 2023/1/5 :ANA、羽田~ジャカルタ便を同10便に増便へ、3月には12便へ 尚ガルーダについて以下のゴタゴタがあった。 2020/5/4 :ガルーダ、グループ従業員ら2.5万人の一部給与遅配へ、6月まで。 2021/5/21:ガルーダ、早期退職プログラム1,600人開始。所有機を 70 機に半減か 2021/7/19:ガルーダ、航空機リースの 2 社から破産申し立てされる 2021/10/22:ガルーダ、国営観光ホールディングカンパニー傘下に 2021/12/20:ガルーダ、上場廃止の危機とイ証取所。 2022/6/27 :ガルーダ、債務支払猶予、和解認定、政府 7.5 兆ルピアの追加出資へ ガルーダの国際線一部撤退や、Pelitaに交代の話などもあったが、どうやら目処が着いたようだ。上述の観光ホールディングの配下の話は2016年頃118社もあった国営企業の合理化で12クラスター、41社程度にまとめる政策でGarudaは観光クラスターに入って、その親玉である観光ホールディングの子会社になる話であるが、その子会社群9社の中に一時、ガルーダが入っていたことを国営企業省のサイトで見たのであるが、1日も置かない今日、今一度確かめるとガルーダの子会社からも観光クラスターからも名前が消えていた。 ガルーダの再建はそう一筋縄ではいかない話なのであろう。