今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

ジャカルタのグリーン・ビルの面々


先日(
202404-29)のブログの“グリーンビルのPERURI 88は今”で出した2件は過去にもブログしたが、これにはgreenに触れられていない

過去のブログ;

 

BCA TowerとGrand Indonesiaを繋ぐ - ジャカルタ新旧あれこれ

EnergyからEquityへ、そしてEternity - 今さら 日イのはてな

 

一時流行ったグリーンビル認証の話は聞かなくなったがこの報道のグリーンビルの10件は下記の通りであり

  1. Menara BCA Jakarta

一見したところ、建物のファサードにどれも緑を見せていないが屋上など緑の工夫がある。しかし、このMenara BCA Jakartaは、最も権威のあるカテゴリーであるグリーンシップEBプラチナ証明書を獲得している。このクラスでは殆ど困難な電力を35%削減しているそうだ。

  1. Sequis Center

Sequis Centerは、スディルマンにあるオフィスで確か1970年代の建物である。

電力使用量を最大28.12%節約できることまた水使用量を28.26%の節約するということでゴールドグリーンシップを取得している。

  1. Kementerian Pekerjaan Umum

公共事業省のビルで電力削減39%でGreenship Level Platinumを得たが環境が良いところだ。国家警察本部の裏でこの間ブログしたRaden Patah通りである。

  1. Sampoerna Strategic Square

ファサドはクラシックヨーロッパ風を装う廃棄物管理、資源リサイクル、大気質の改善が含まれる。また、この建物は水の使用量を42%削減することができた

  1. Pacific Place

パシフィックプレイスは、2011年のASEANエネルギーアワード、2014年にGBCIからグリーンシップEBプラチナ証明書を取得した。リサイクル、再調整、交換、スケジュール短縮など、多くの環境プログラムを実施し、毎月最大25%の運用コストを節約することができる。

 

  1. Gedung Teraskita

Cawangに建つアパートでWaskita(Dafam)が149室のHotel Vasaka Hotel が入居している。テラスキタは、年間運用コストを最大50%削減できることでIFC国際金融公社からグリーンビルディング証明書を取得した。

  1. Gedung Mina Bahari IV Kementerian Kelautan dan Perikanan

1980年代に建てられた海洋水産省が所有するミナバハリIVビルである。当時ムルデカちムールは民間ビルは皆無の所トミースハルトが建てたものである。今は海洋水産省でゴールドグリーンシップ証明書を保有している。

  1. L’oreal Indonesia

  2. Wisma Subiyanto

  3. Alamanda Tower

水と電気の利用を効率的に行うと言うことで運用コストを最大34%削減するが、これは年間40億ルピア相当である。

他の資料から拾うと

グリーンビル認証はグリーンビルディング評議会インドネシア(GBCI)によって。或る基準によってプラチナムやゴールドなどのランクで以て認証される。ジャカルタだけで過去100件ほども有ると読んだ。日本でも確かアメリカ基準のLEED認定で140件の報道を何年か前に読んだことがある。

基準の一つは通常の建物と比較して30〜80%の光熱費給水などの運営費の削減である。

二酸化炭素排出量の約40%建物から発生しているという重要さから、シンガポール政府は、すべての不動産開発業者にグリーンビルディングの建設を義務付けているが日米なども民間の機関が基準をさだめ認定を行っている。一口で言うと 地球環境に配慮した建物のことで別名「サステナブルビルディング」とも呼ばれてる。省エネルギー二酸化炭素排出量の削減、水を含む資源の効率的な活用と循環、生態系の保全ウェルビーイングレジリエンス、社会的公平や包摂などに配慮して設計されている認証である。

メディアのとり上げも少なく恐縮ながらブログにした。