今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

Pelindo I~IVが世界のPelindoに

 

Tanjung Priok far beyond under expanding

 

 

港湾コンテナー・ターミナル等保有して船会社の施設利用を調整したり・船社誘致、貨物の荷役作業、保管、輸送業に従事する港湾オペレーターは従来

       1  PT Pelabuhan Indonesia I

                 2  PT Pelabuhan Indonesia II

                 3  PT Pelabuhan Indonesia III

                 4  PT Pelabuhan Indonesia IV

の4社の国営企業があったが、2021年10月に合併し1社となっている。

具体的にはPT Pelabuhan Indonesia IIを存続会社とした他の3社の吸収合併である。合併後会社名をPT Pelabuhan Indonesia (Persero)、英文で Indonesia Port Corporation、略称でPelindoとしている。4社あってもサービスの内容は同一であり、内部でREGION割が行われている。例えばRegion2は、スマトラ南部、ジャワ西部(JKT含む)、カリマンタン東南部である。

番号を表に出しても却って分かりにくいので助かるが、今までで一番多かったのはプランテーション会社がある。略称PTPNで確かI からXIV迄あったと思う。 

只我々、外国の消費者にとってはあまり関係がない先であった。

港湾ターミナルで世界や日本を見ると、世界はメガターミナルオペレーターの時代で、シンガポールのPSAインターナショナルは港湾局機能をもち、オランダのAPMターミナルは船会社系であるが、最大は香港のHachison Portで、いずれもが世界に進出していることである。ハチソンは世界の荷扱いの11%を占めている。日本はこの流れに関心が薄くカヤの外になっていたが、4大港に遅ればせながら民間業者が集合しメガターミナルを設立したが施設の利用の域を出ることは困難なようだ。 

インドネシアは少なくとも13,000の島を有することからもPelindoで全国1本化でメガ化の道を進むものと期待されよう。

APM container