今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

女性万歳 Dato’s Elaine Low と Jonathan Tahir

 

今頃になってインドネシアの富豪にDatoが二人いることに気付いた。Dato とはマレーシア語のDatukに見られる様、尊称である。タイ語では、fatherの意味らしい。

石炭のBayan の Dato Dr.Low Tuck Kwong と Mayapada Bank のDato’s Sri Tahirである。そして彼らの娘さん達も経済界でグループを率いている。Jonathanは過去に、Maha不動産で取り上げたので、ここでは石炭の Elaine Lowを取り上げる。彼女はグループのmain investment toolのSEAX Group を率いている。他の兄弟ともシンガポールの国籍であり、彼女は、National University of Singaporeを卒業し, Lee Kuan Yew School of Public Policywも終了している。

 

最近、特に感じるのだが、彼ら富豪のグループの維持、発展に女性の活躍が目覚ましい。

勿論既に家業の範疇になく広く優秀人材を集めているが、家族の人材が第一で女性にハンディキャップはない。

女性万歳!  ここらあたり日本の状況と大分違うような気がする。

補足;Low Tuck Kwongについては2016年に紹介しているが、丁度石炭価格が50ドルでピーク127ドルから下落している時で、現在は150ドル(一時は300ドル)ともち直していること、会社の株価は当時の7,000が16,000ルピアと買い進まれて、時価総額インドネシアで第2位となったため、富豪ランクも20位近辺から BCAグループのHartono兄弟に次ぐ第2位となっている。